消えたスマホが
ありえない場所から出てきて
プラス、注文したはずなのに
来ていない料理があることに
気がついた
レストランでの珍事件のお話の
続きです
メインになる全く同じ料理を
2つ注文したのに
1つしか来ていない事に
気がついて。


すぐさま、サーバーを呼んで
私は、彼女にこう言ったの。
伝票見せてくれる?
あ
お会計はまだ
しないよ
伝票だけ
見せて
欲しいの
私は、ニコニコしながら
そう告げたんだけど
その後の彼女の行動を
ガン見していると
本当に奇行そのもので


まるで逃げ場を無くした
怯える小鹿が
ウロウロと柵の周りを
歩いているような。
各卓の数ぶんの
クリップボードに
挟まれた伝票が
レジのそばの壁に
吊るしてあるんだけど
彼女は私に言われ
まずレジに行って
1、2、3、4....
と指さししながら
壁の伝票を数え始めたの
しかも、何度も(笑)
な、なにしてんねん(笑)
数えるんじゃなくて
そこに吊るしてある
うちらの伝票を持ってこいや

って、思ったけど
黙って、彼女を観察していたら
今度は
レジカウンターに置いてあった
無地の伝票ノートを
ピラピラと指でめくって
なにやらぶつくさと
呟いていて....
かと思ったら
おしぼり冷蔵庫を開けて
中にあるおしぼりを
並べ直したり。
ってか
初回にここに来た時ね
メインの料理に付けられる
ABCの3つのコースがあったの
初めてきたレストランで
料理のお味を知りたいから
アラカルトやデザートもついた
Cを注文した
(お値段も1番お高い)
食べてる途中で
それがサーブされていないことに
気がついたんだけど
今、出てるもので
十分お腹いっぱいになりそうだし
サーバに告げることなく
放置していたの。
で、帰りにお会計を頼んだら
合計金額だけが書いた
手書きのレシートを
持って来たから
きっとこの中に
来てない料理がチャージ
されちゃってるんだろうな
と思って
Cセットが出てなかったから
チャージされてたら
引いてねと言うと
厨房からオーナーが顔をだして
サーブされなかったことへの
お詫びの言葉と
また是非来てくださいと
ニコニコと言われて
請求金額には案の定
来てない料理の金額が
チャージされてたので
正しい金額に書き直してくれて
サーブし忘れるとか
割とよくあるミスだし
その時は、全く気にも止めずに
気持ちよく店を出たの。
それが、半年前の話しね。
(あとで娘と旦那が言うに
前回のサーバーも同じ子だったと)
で、今回、2度目の来店で
スマホは消えるわ~
彼らは
奇行を見せつけてくるわで
あ~ サーブしないのに
チャージするという行為が
前回も、今回も故意的なのね
と思い
彼らが、この後
どう出てくるのか
面白いので
ちょっと観察してみたの。


この時
旦那の意見を聞いてみたらね
私と全く同じだった。
(会話は全て小声の英語です)
とにかく
スマホを取り返した時点で
うちらの勝ち 



それで十分。
それに盗られたという
確実な証拠になるものがないし
彼らの悪業を
私たちが成敗する必要もない
ほおっておいても必然的に
彼らは身も心も滅びていくだろう
って感じで
こちらからは、何も言わず
この店を去ることを
決めていたんだけど。
でも
私に伝票を見せてと言われて
怯える小鹿の行動が
あまりにも面白かったので
もういっちょ
小さな逆襲を仕掛けてみようと
小鹿を再度、呼びつけます
(長いお話を読んでくれてありがとう)


続く
韓国の義理母がパラサイト家族に
大金を食べられたお話です
(推定800万くらい)
良かったら読んでね