担任の当たりハズレで思うこと | 日韓年の差夫婦☆バイリンガル☆脱ステ

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元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ

Aloha

今月から2歳児週1クラスの幼稚園がはじまった娘。園を決める前は保育園を含めて、5園の見学に行きました。

清潔感、環境、各クラスの保育士の数、園の子供たちの様子、カリキュラム。そしてなにより重視したのが、保育士の人間性と彼らの職場の人間関係。

というのも、弟の嫁(数ヶ月前に離婚してますが)が保育士だったり、両親が幼稚園経営者で自分も保育士という友人が2人いるので、保育士と保護者のいざこざ、クレーム処理なんかの話、陰険な同僚達の話を耳にしたり。なんだかな〜と思うことが多かったので、率先して見学に出向いたんです。

そして見学後は必ず、園児にまざり園庭で遊ばせてもらい、ランダムに先生たちに声をかけて質問をし、スモールトーク。

この先生が担任だったらいいな〜と思うような、子供とのやりとりが微笑ましい方もいて安心する反面、ほんの1〜2分のやり取りなのに、過剰な警戒心やらおべっかい、好印象を与える行き過ぎた振る舞い、子供に苛ついてる心の中が見えたりする先生もいました。

とてもフレンドリーな娘。お友達が出来たらいいなというのと、子供同士の環境の中でいろんなことを学んで欲しいので、入園を考えはじめたわけですが。

言葉が不十分な年齢では、大人からのサポートが必要で、世話をしてくれる大人から受ける影響もある。虐待は別問題として、娘がもし精神的苦痛やダメージを受けるような扱いを受けていたとしても、それを親に言葉で伝えられるようになるまでは、親が子供の様子から伺うしかない。それに子供の順応性は高いので、それを当たり前と思うかもしれない。そうなると子供は自分が扱われたように、自分も他者を扱ったりするのかなと。

保育士や教員に限らず、世の中にはいろんな人がいる。そして私にはありえない人だとしても、違う誰かには最高の人だったり。小学校にもなると、親ウケは悪いが子供には人気の先生もいたりするわけだし。

私は最初からパーフェクトな園や先生を探しているつもりはなく、結果オーライになればいいなと思うだけ。選択の自由、選んだ自分の責任であることもわかっているし、でもだからこそ、ある程度納得して、娘の通う園を決めてあげたい。

実際に自分で園のリサーチを経験してみて思ったのが、多くのママ達が私のようにチョイスがあまりない中から決めているのかなと。私も数ヶ月間、通える範囲にある園に電話問い合わせをしたり見学に行ってみたけど、いいなっと思える園は1つだけでした。ま、実際に通ってみたらすごくよかった(子供にとって)となることも多いんだと思いますけど。あ、その逆もあるんでしょうね。

なぜこんなことを考えているのかというと、娘が2度ほど幼稚園に行ったんですが、なんだかな〜と思うことが多すぎる〜。

そしてタイムリーできょんきょんさんの記事を読んでさらに考えさせられました。


数人の友達にもいろいろ話を聞いてみると、担任は『 当たりハズレ 』だと。ハズレたら、次の担任で当たりになるのをひたすら待つだけだと。

保育士の友達曰く、私立幼稚園などは特に『 園児と保護者=お金 』だと。実際に、娘をお迎えに行った時に娘の様子を教えてくれる言葉は一言もなく(受け身じゃないので、もちろん自分から聞きましたが)、本当に、はいどーぞと娘とバッグを渡されて終わり。で、あとから副担任から電話があり『 言い忘れました 』の言葉からはじまり、来月からの時間延長、日数追加などのオススメと、それらの料金案内、支払方法を告げられました。つか営業電話じゃんと思ったし(笑)

旦那ともとことん話合って、彼は初日の慣らし保育にも一緒に来たんですが、もう行かなくていいと言っています。でも私は、合わないと判断したら即辞めればいいことなので、もうちょっと娘の様子を見てみたい。

たとえ担任の先生が親とのコミュニケーション能力が低くても、子供たちと上手にコミュニケーションができてたら嬉しい。そして親との相性は悪いけれども、子供が先生を好いていたならOK。もしくは先生はどうでよくて、友達関係が充実しているのもでもいい。

でも先生達が保護者との信頼関係をどのくらい重要視しているのか、私にとってとても大事なポイントです。それは彼らの態度を見ていればわかると思う。だって娘はまだ2歳。信頼できない先生に娘を預けるのは不安です。

アメリカは、医者やプロフェッサー達のレートがインターネットでわかる。産婦人科決めと、大学のクラスを取る時には必ずサイトに書いてある沢山のレビューを読みました。しかもアメリカ人は事細かに体験談やその時の状況、気持ちを書く人が多いので、文面から書き手の人柄も見えてくる。日本みたいに当たり障りのないレビューが数件ではないんです。むしろ読み応えがあり面白い。

その中から選ぶわけだから、どんな先生、教授なんだろう?という不安感はあまりない。期待感だけがある感じ。

日本に帰国し切に願うこと。日本も医者とか保育士、教員のレートが知れるサイトがあればいいのにって。てかあったとしても書き込む人が少ないのが日本なんですよね。

意見を言えず、あとから陰で文句を言ったり。論じる力がないせいから意見ではなく、いきなり批判できたり。意見を言われることに慣れてない人も多いから、言われるとすぐに責められ、批判されたと受け取ったり。

そして意見の違いを楽しむなんてことをする人がいなくなり、どんどんコミュニケーションスキルの低い人間が溢れて、大量のマニュアルとルールでカバーしようする。

意見を交換をする場面が増えるほど、自分にはないアイディアも得れるし、自分の感じかたや思考を改めて考えるきっかけになる。ひとりよがりな解釈や、勝手な決めつけで他者を見ることも少なくなるだろうし。でも子供が絡むと、言いたいこちをグッとこらえるママも多いのではないかなと思う。先生にリクエストしただけなのに、文句を言われたと取られてしまったママの話も聞いたしね。

と、話がそれてしまいましたが。念のため明日から、再度幼稚園探しをしようと思います。見学の時から、オイオイと思うことのあった園なので、ぶっちゃけギャンブルでした(じゃなんでそこに決めたの?という話は長くなるので省きます)。


幼稚園の後のアイスクリーム。夢中で食べているので、やっとこカメラに目線をくれた奇跡のショット。アイスクリームはブルーベリー、マンゴー、ストロベリー、豆乳です。