ハワイでの出産② | 日韓年の差夫婦☆バイリンガル☆脱ステ

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元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ

『出産の痛みを忘れる』

と聞いたことがあったけど

本当だった。



今思い返しても

うまく言えないけど


陣痛中も

産まれた瞬間も


霧の中にいるような


夢心地というか

TVを眺めているような


潜在意識の中で

痛みを感じながら

呼吸をしていたような感覚でした。




陣痛経験も

思い出になるし

分娩時の記録も残したいしと思い


旦那に何時に何の薬を入れ

どんな状態だったかを

すべて書き留めてね!

とメモを渡したんですが


痛みが強くなって

私がうめきだしたくらいから

旦那が相当緊張し動揺し


で、メモの存在を忘れ

すべての経緯を

覚えてないという(おいっ)


なので正確には

リポートできませんが

記録として書いておきます。





バルーン入れるまえに

主治医により

ぐりぐりされました。

腰が浮いちゃうほど痛かった ゲロー


「あ、いいね

陣痛始まってるね、気がついてた?」



「いや、ぜんぜん」



「でもまだ子宮口1センチだから

時間かかるね

生まれるのは明日だと思います」

と言われた。




バルーンは

太ももにテープで固定してあって

ちょっと体制を変えると

めっちゃ不快感と痛みがありました。



14時半にバルーン処理が終わり

15時半に促進剤を投与



それから17時くらいまでは痛みはなく

とにかくお腹が空いていたので

何か食べたい。

(病院に来る前はバタバタで

なにも食べれなかった)


が、嘔吐を考えて

小さなゼリーと

具なしのスープだけをサーブされ

こんなの嫌だわ... と



数回ナースに尋ねるも

食べちゃだめ!と言われ(泣)



てか

これから分娩なのに

朝からなにも食べてなくて

翌日にいきめるのか?と

空腹を満たすことを諦めきれず(笑)



で、ナースが席をはずした時に

持参したアボカドを

旦那に食べさせてもらい



病院入りする前に買った

サブウェイのサンドイッチの

端っこのパンの部分だけでもくれ

と懇願し


ナースの目を盗みながら

食べないほうがいいよ!

という旦那をにらみつけながら

隠れ食いで空腹をしのぎました(笑)



18時くらいに主治医が来て


「多分生まれるのは

明日の朝6時くらいかな」 と。




えーガーン まだまだやんっ

長すぎる!と心の中でおもいつつ



本日産まれと

明日産まれの

気学の運勢盤の違いなどが頭をよぎり

(誕生した日により

ベイビーに付ける名前が違うので) 

ど~しようかな~などと考えていると


主治医から言われたのが


「自然分娩希望と言ってたけど

今、あなたは中毒症で

激しい痛みに耐えていると

ますます血圧が上がるということが

おきます。


母体の安全も考えて

無痛も選択に入れておいたほうがいい」 


と。

なるほど。



このあとから

お腹が痛み始めます。



よく覚えてないけど

グぅーーーってお腹を絞られるような

そんな痛み。


それが定期的にくる。



この痛みがどれくらい続いたのかは

まったく覚えてない。



旦那もここのあたりから

何時になにをしたなどが

まったくわからないという

(私が死んでしまうんでないかと

軽いパニック発動)




18時までは、時計をみた記憶がある。


19時くらいからが

なぞ。

記憶にない。



とにかく痛くて

痛みに襲われるたびに

呼吸法でしのぐ

の繰り返し。



意識して呼吸法をしないと

声が出てうめいちゃうの。



途中、違いに気がつく私。


うめくともっと痛いの。 


こんなときに呼吸法なんて無理!

って思っても

無理やり呼吸に集中すると

うめいた時よりも

痛みがましになる。




目をつぶり

霧の中で(イメージ)

ひたすら痛みに耐え

呼吸を繰り返す。



旦那は

私の腕や体をマッサージしてて

くれたらしいが

マッサージされた覚えもないし


だいち

旦那があたしのそばに

ずっといたことすら

知らなかった(笑)




1つだけ覚えているのが

お股にバルーンが入っているので

マタニティクラスで習った

痛みのがし

リラックスポーズ

とかが一切できなくて


部屋に備えてあった

病院のバランスボールを見ながら


あれに実際に座ったら

どれだけ楽になるのだろう....

と思ってたことだけ覚えている。



ひたすらベッド

同じ体制を取り

痛みに耐える私。




続く