Amadana Musicレコードプレーヤーです。
Yahooショッピングで約13,000円で購入です。

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自分が社会人になって数年の頃、CDの売上枚数がピークを迎えました。
丁度その頃、それ迄持っていたレコードを全部処分しました。
と言うのも、手持ちのレコードが全部CDで手に入れる事が可能になったからです。

レコードは「嵩張る」し、「手入れしないと音が悪くなる」しで、デメリットばかりが目に付いていたのでCDにしたのは「大正解」だと思いました。
そして最近はストリーミングが主流となり、BGM用が欲しい時には僕も利用するようになりましたが、ジャケットを眺められる魅力は捨て難くて好きなアーティストに限ってはCDを買い続けています。

ところが先日、パートナーが自宅から「捨てたと思っていた」と言うレコードを発掘して来たのを機会にレコードプレーヤーを買う事になりました。

「取り敢えず聴ければ良い」と言う点で一致して、1万円台のベーシックなプレーヤーを探し始めたのです。

その中でAmadanaが数年前に発売したプレーヤーを目にしました。
以前からAmadanaのセンスが気に入っていたので新品を探した所、Yahooショッピングで見付ける事が出来ました。

注文の翌々日には手元に届き、早速レコードを載せて針を落とした所・・・。
「??」。 回転が不安定で「モワァ~」っとした変な音になってしまいます。
「やはり1万円台ではオモチャ同然なのか?」と諦めそうになりました。

が、そこで昔を思い出してみました。
「そう言えばプレーヤーって手を掛ければその分良い音で聴けたような?」
と言う事で、買って早々ですが「お手入れ」を試す事となりました。
① レコード針専門メーカーの針に交換する。
② ターンテーブルを外して、回転軸とモーター軸にグリスを塗布する。
③ ベルトドライブ方式なので、ベルトが触れる部分をクリーニングする。
④ 約1カ月の間、毎晩寝ている間にターンテーブルを空転させて馴染ませる。
以上により、期待していた以上に安定した良い音で聴けるようになりました。

一番驚いた事は以前に使っていたコンポ用の単品プレーヤーよりも回転ピッチが正確な事でした。 そりゃあ40年も経過すればモーターや部材の品質は向上してますよね・・・。

と言う事で、最近は毎日のようにレコードを聴いています。

そして今、改めて感じるのは「レコードってエンターテイメントだな」って事です。
「もうすぐサビの部分に来るゾ」とかを針の動きを目で追いながら「体感」出来るんですよね。 同じアルバムでもCDとは全く異なる楽しみ方が出来ます。
40年前には気が付かなかったなぁ。

 

ところで、プレーヤーと一緒に写っているレコードは松田聖子さんの「希少盤」です。 初回プレスのみ音源が異なっている盤で、Yahooオークションで運良く1200円で入手する事が出来ました。
「レコードとは無縁だから」と諦めていた盤も手に入れられて、ますますレコードにハマりそうです。

今回も良い買い物をしました。