去年、ネット上でいろんな情報を集めまくっていた私・・・
今年は、実際に実技試験を受けてみて、そして結果を受けて思ったこと。
「言語」って難易度が高い
採点が厳しいんじゃないんです。
そもそも、3歳児20人に向けて3分間素話をする・・・というのが難易度が高いんだと思います。
「言語」の試験について、私なりに振り返ってみます。
「言語」の点数・・・35点
選んだ題材・・・どうぞのいす
- どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)/ひさかたチャイルド
- ¥1,050
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台本作りで工夫した点
・お話そのままではゆっくり話すと時間が足りなかったため、りすを省略→きつねがくりを持ってくるストーリーにした。
・3歳児にわかるようにわかりにくい言葉を変更したり、なるべく説明口調にならないように編集した。(例:おきのどく→かわいそう)
良かった点
・3歳児向けのお話を選んだ。
・台本は、3歳児でも聞いてわかるように、何度も練り直し編集した。
・明るく、大きな声で元気よく話せた。
・言い直しや途中で止まったりはしなかった。
反省点
・緊張で普段より早口になった。→8秒くらい時間が余った。
・緊張で落ち着かず、間が悪かった。
・セリフとナレーションで、あまり変化をつけられなかった。(演技苦手です)
・抑揚をあまりつけられなかった。(基本、力いっぱい元気に話しました)
点数が伸びなかった一番の反省点は、緊張(・・・というか興奮)のあまり、早口になってしまったことだと思います。
たぶん、緊張してアドレナリンがバンバン出た状態・・・興奮していると早口になっちゃうんです
緊張しないために、一番いい練習方法は、やっぱり「人前で練習する」ことだと思いました。
それもなるべく、「見知らぬ人の前での練習」の方がアウェー感がよりあるので、練習効果は高いです
(万が一、仏頂面の試験官だったとしても動揺しないためにも)
その点では、講習会や練習会などに参加するといいのかな、と思いました。
私は、家族以外では、2人の友人に素話を聴いてもらいましたが、
あと7~8回くらい別の人に話を聞いてもらえていたら、高得点が取れたかもと思います
以前、参加した素話講座 で、先生から教わったことの中で、とても参考になったことがあります。
自分が心から語りたいお話を選ぶ。
自分の声に合ったお話を選ぶ。
お話を覚えるときは、丸暗記ではなく頭の中で登場人物が動くようにイメージする。
「素話」は一人でブツブツ練習してもうまくはならない。人前で100回口演するとそのお話は自分のものにできる。→100回はさすがに難しいので、できれば10回は人前で練習したほうがいい。
先生の素話は、本当に素敵で話に引き込まれました
きっとあんなお話ができたら、満点なんだろうなと思います。
でも、仮に先生とまったく同じ台本で口演したとしても、同じようにできるわけではないんです。
題材選びから、台本作り、その人の性格、声、話し方・・・素話はその人の個性がよく出るので、実技試験の科目になっているのもなんだか納得です。
3歳児向けのお話を選び、3歳児にわかるように台本を作り、お話を完全に覚えてからがスタートだと思います
結果、35点は私にとってうれしい点数でした
人前で話すのが苦手な私が、合格できて本当にうれしいです
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