日本に帰国して園長になってから約3ヶ月!!念願の、
園でのラーニングストーリーの導入が決まりました!!
ラーニングストーリーについては過去に色々と書いていますがこちら↓が分かりやすいかと思います
と、ここまで書いて、下書きしたまま時間が経ってしまいました
おかだまの園でのラーニングストーリーを始めて3ヶ月。まず保護者から反響がすごいです!
こんなに見てもらっていいんですか?!と言われることも。
子どもがよく家で園で何をしたかしゃべってくれるという声が多いです
保護者との信頼が築けるというラーニングストーリーの良い面のひとつがここでも感じられて嬉しい!!
そして、これまで行われていた記録ではなく、新しいものを導入することは慣れるまで先生たちにとって大変なこともあるものですが、
すごく前向きに続けてくれています
ある先生が言っていたのは、
たとえば ジャンパーを着れるようにする
という目標をたてたとしたら、
これまでの個人カリキュラムだと
着れた
着れなかった
という結果重視が優先になり、普段の保育で子どもに接してしまう。
責任感の強い先生ほどそうだと思います。
「この子はジャンパーが着れないから、どうすれば着れるようになるだろう。」
というふうに、何かができない子として欠乏で考える頭にどうしてもなってしまっていたけれど、
ラーニングストーリーを始めてからは、
ジャンパーを着ようとしてる意欲
自分の身の回りを整えようとしている気持ちの芽生え
そういったものを祝福するという視点で
普段の保育中、子どもに接することができる。
だからもう、以前の記録には戻りたくない。それほどに違いがあるといってくれていました
ラーニングストーリーを導入したことで保育が変わるという、僕が経験した驚きや嬉しさを先生たちも感じてくれているのがとても嬉しいです!
どうすれば着たくなるかな?
と考えるところは同じでも
できない事にフォーカスして考えるのと、
その子らしさが発揮されているのを喜び保育者がその専門性を活かし、サポートしたくなる
のでは、保育中の保育者の頭の中が全然違うということですね
つまり、記録は保育を左右する
ということ!
これから幼児さんでもラーニングストーリーができないか模索中です
ニュージーランドで保育士になりたい方のためのニュースレター、個別相談はこちらから
谷島直樹の書籍
↑NZで保育士になるためのハウツー電子書籍
↑保育園で使うリアルな英語まとめました