こんにちは
皆さまは、
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということわざ、
ご存知ですよね。
『知らないことを人に聞くのは、そのときは恥ずかしいと思っても、聞かなければ一生知らぬまま過ごすことになるので、そのほうが恥ずかしい。
知らないことを恥ずかしがったり知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学ぶべきだという教え。』故事ことわざ辞典
わたしは、40を過ぎて大学院に進学し、いま毎日がこの状態です。
この歳になってこんなこと知らないなんて恥ずかしい。
でも、学びたいから来たんだし・・・
研究することや論文の書き方については初めてなんだから。最初は誰だってわからないんだから。いいんだ。ここで黙ってちゃいけないんだ。
えぃっっっ
と、がんばって教授に質問に行ったり、メールしたりするわけです。
昨日もそうだったんですけど。
それで、ご指導いただくと、子どものころに比べるとやっぱり、恥ずかしい気持ちが生まれてしまうんです。
子どもの頃は、先生に質問して何か教えてもらって、恥ずかしいなんて、考えたこともなかった。
できないから習っているんだし、指導をうけるのが日常だったから。
でも、40歳を過ぎて、ましてや人になにか教える立場になってから、再び学校に行くと「恥ずかしい」と思ってしまう自分がいることに気付きました。
もうこんな歳で、これから修士論文なんて書けるのかしら。。
と、不安になったり自信が傾きかけたりもします。
でも、「最初はみんな初心者！入学が許可されたんだから大丈夫！」と言い聞かせて、がんばって質問。
その繰り返し。
そうやって、半年ばかり過ぎてみて、今日ふと思ったのです。
冒頭のことわざ「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」って、学校においては「恥」どころかそれ以上のもので、
「聞くは種まき。聞かぬは石ころ。」だなぁ～って。
なんかあんまりかっこよくないけど～(￣∀￣)ゞぽりぽり
つ ま り 。
思いきって質問することは、種を蒔く行為だと感じたのです。
質問して得られる回答は、単なる答えだけではなくて、そこはさすが教授なので、質問の答え以上のものを返してくれたりもします（くれなかったりもします
）。それは、自分の考えがさらに発展するヒントだったり、ちょっと批判的なご意見で考えを修正するきっかけだったりと、そうやってフィードバックが生まれるんですね。
だから質問は、「恥」どころか「種」だと思ったのです
それがゆくゆく、
芽ーがー出ーてーふくらんでー
花が咲いてー
実がなってー
と、大きく育っていく、その最初の一粒なんですよね
これがもし、質問をためらって黙りこんでいたら、その質問はただの「石ころ」になってしまうんだなーと。
石ころは何万年でも石のまま。
黙っていたら、そんな芽の出ないただの石ころがたくさん、ごろごろと増えて、抱え込んで、何も変わらないどころか「聞かなかった後悔」「学ばなかった後悔」という余計に重たーいものを抱えることになる。
種を蒔くほうが、ずーっとずーっと素敵なことですよねー
がんばりまーす
ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*) ﾊﾞｲﾊﾞｰｰｰｲ!! ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*)
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