「リズムと音楽と教育」を読んでいます。
リトミックの創始者、エミール・ジャック・ダルクローズの本です。
なんと！1919年に書かれた本なのです。
それでも、内容は全くもって古びていない。
わぁ！ダルクローズ先生ってすごいのねー
いつの時代にも通じることを書いていたのねー
なーんて言ってる場合じゃないよ！？約１００年間、同じ問題でグルグルしてるってことじゃん！とわたしは思ってしまうのです。
つまり簡単に言い換えると、こんなようなことが書かれていて・・・↓
「学生たちは音楽を頭で理解しようとしている。理論だけ学んで、ノートとペンで作曲しようとする学生のなんと多いことか。
またピアノの弾き方だけ訓練しても、指を器用に動かすだけで、感性のない演奏のなんと多いことか！そんなの音楽じゃないし、心と身体がバラバラなのは人間として危険だ！
もっと「耳と心」を研ぎ澄まして音楽を感じなくちゃダメだ。よく聴いて、よく感じて、豊かな感性をもつことと、それから感じたとおりに自由自在に動く身体を手に入れること。これこそがリズム感。
そして心と身体が一致していること！これこそが人間の原点。誰もが持って生まれてくるこのリズム感をほとんどの子どもは引き出してもらえずにいる。
だからわたしはその教育方法を研究・開発する！」
これ！1919年に言っていたなんて・・・！
ってことは、こんなに昔から一生懸命研究されてきたのにもかかわらず、約100年たった今、日本(の学校教育)では何も解決していないってことですね？！
親が、学校以外の場でこどもに教育を受けさせてあげない限り、学校ではできないってどういうことなのかしら？
でも、ここで絶望してはいけないと思うのです。
幼児教育の重要性が、やっと、やーっと、議題になる時代になったのです。
あいかわらず日本の幼児教育に対する考えかたは欧米先進国から10年以上遅れています。
幼児教育を心底大切に思う社会・・・にはほど遠い
でも。
やっと「幼児教育大事って欧米では言ってるらしいよ」っていう話がちらほら聴こえてくる・・・それだけでも、進歩？なんですよね？そこからがすっごく遅く感じるけど～！
いま理想としている幼児教育が国の標準レベルになって、当たり前の義務教育の状態になるのは、３世代くらい先かもしれないけど^^;;
遅くても。。。でも、歩みを止めちゃいけないのですよね。
まだ、途中ですが今日はこの辺で。ヒートアップしそうなので
つづく
- リトミック論文集 リズムと音楽と教育 エミールジャック=ダルクローズ/全音楽譜出版社
- ￥3,456
- Amazon.co.jp
ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*) ﾊﾞｲﾊﾞｰｰｰｲ!! ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*)ヾ(*'-'*)
にほんブログ村
↑1日1ポチッと♪ 応援よろしくお願いします
ポチっとすると、保育士試験ブログのページに飛び、ほかの保育士試験関連のブログを見つけることができます。------------------
ピアノ初めて！超初心者も みんなで合格驚異の合格率(音楽100％・言語99.9％)の実技対策講座「ながみね学級」から生まれたテキスト教材は、こちらで発売中
保育ピアノ講師 ながみねあき のホームページ
http://hoiku-piano.com/
<現職保育士・幼稚園教諭向け>「市販の初心者向け楽譜はちっとも簡単じゃない！もっともっと簡単なのが欲しい！」にお応えして・・・・これ以上カンタンにできない楽譜(有料)・それを実際に演奏した動画(無料)を、制作・配信しています。
------------------
＜PR＞
ながみね学級卒業生が経営する企業様です。登録すると、イベント等の託児スペースでお仕事ができます。さっそく保育士資格を活かしてみよう！
詳しくはこちらをクリック！
------------------
ながみねあきfacebookページ
『いいね！』を押すとタイムラインに最新情報が流れます
------------------
mixiコミュ『保育士試験実技ワークショップ』
参加者560人
受験者・卒業生・講師と交流しながら頑張りましょう------------------
メルマガ！ほぼ月刊・ながみね学級通信
http://www.mag2.com/m/0001598102.html
普段あまりブログやサイトをチェックしない方へ、まとめて情報をお届けします！・楽譜配信情報・実技試験グループ練習会情報・近況報告・同窓会企画など
ぜひぜひ登録してくださいネ＾＾
------------------