４月～６月のグループ練習会のまとめをしながら
実技試験の出題の意図について考えてみたいと思います。
（前編はコチラです）
【音楽】
いきなりピアノ伴奏の練習を始めようとせず、
まずはわたしの伴奏にあわせて、各自歌だけをしっかり歌えるようにする。
笑顔で元気に歌えているときの自分の中の
ベストの声・顔・体・気持ちの感覚をつかんでおく。
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その後、各自でピアノ伴奏を付けてみるが、
いきなり全部弾こうとすると、さっきまで調子よく歌えていた歌が、
まったく歌えなくなることに気づく。
そこで、伴奏を簡単なもので片手だけ、途中までなど、
できることから少しずつ弾く音の数を増やしていく。
↓
このとき、歌は常に初めのベストな状態をキープし続けることが鉄則。
個人練習の際は、このことができているかどうか、
常にセルフチェックしながら練習をすすめること。
セルフチェックの手助けとして、
自分の演奏を録音・録画してチェックすることを欠かさずおこなうこと。
これをすれば、毎日先生に見てもらわなくても、自分で自分のことがわかるようになってきます。
・歌を重視する試験である
・ピアノの高等技術を見る試験ではない
・ピアノで高等な伴奏をする場合、伴奏以上に高度な歌を歌わなければならない
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したがって、ピアノ初心者・中級者で、ピアノ伴奏が自分の力量ギリギリの
難しいものにしてしまうと、それ以上に歌を上手く歌うことが困難になる。
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ハードルが上がり、歌があまり得意でない人はとってもキケン
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伴奏を、必要最低限の とても簡単なものにして、笑顔で元気に歌うほうが
出題文に明記されている
『幼児に歌って聴かせることを想定して』
の解答としてふさわしく、高得点になる。
【言語】
・受験の手引きの出題文を何度も読むこと。
ほとんどの受験者が「３歳児」「３分」「暗記」としか考えなくなっている。
すると、出題の意図に合わない解答が多くなる。
出題文には
・自分の前にいる20人程度の3歳児クラスの幼児に集中して話しを聴かせる時間という想定のもとに話す。
（保育士養成協議会、保育士試験受験の手引きより抜粋）
と書かれています。
３歳児をおひざに座らせて３分間お話しする ではありません。
自分の３歳児の子どもを寝かしつけの際に枕元でお話をする でもありません。国家資格としての保育士資格を与えられるかどうかですから、
まずは公立保育所のクラス担任ができるかどうか、の試験であるといえます。
それでだいたい、３歳児だったら１クラス２０人。
３歳児20人のクラス運営に適した話し方ができるかどうか。
と出題されているのであり、これにふさわしい解答が高得点となります。
この道筋でかんがえていきましょう。
イメージを得るために、どのように学習・練習していけばよいか、
これまでの記事で たくさんの提案をしてきましたので、
過去のテーマ別記事『言語の練習法』をぜひご覧くださいね
それでは、今回はこの辺で
いよいよ筆記試験に向けて ラストスパート
実技試験グループ練習会でお会いできることを楽しみにお待ちしています
がんばってね～
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【参考】右手でメロディを弾く伴奏（初心者向け）
【参考】コード伴奏（初心者向け）
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http://hoiku-piano.jimdo.com/
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この動画のコード伴奏で受験したピアノ初心者の最高得点は、50点満点中 44点でした！（平成２２年）（30点～50点が合格です）
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