「男性の方が生きるのキツいんじゃないか」と思った話。 | 東京ワーママdiary★小6抄録。母は中年の危機。

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アラフォーワーママの毎日。
一人息子は小学6年生になり、いよいよ中学受験生ですが、なんだか全然気持ちが入っておりません……



ご高覧賜り恐悦にっこり

こちら、都内でフルタイムで働きつつ

小学校6年生のラブリーな男子を育てる

アラフォーワーママのブログです。

お仕事人生が停滞してて辛いので、

とりあえず美容頑張ります。











最近、

「やっぱり
なんのかんの
男性の方が生きるの
大変なんじゃないかな」

と感じることがあった。



 

休日に、縁あって、
初めましてのパパママが集まる場所へ
足を運ぶ機会があった。

子育てに悩みを抱える人が
多く集まる場で
まず子育ての専門家の先生の講義を聞き
その後参加者で円座になって
語り合う、という場だった。

前の記事で書いた女性も
そこで出会った方だ。

一人の女性の方がこう話した。

「私は大学を出た後
会社に勤めたが、
外で働くことに向いておらず
体調を崩して退職し
今は専業主婦をしている。
自分はこの選択で良かった」

と。

わたし、このとき、
他の方のお話や
先生のお話の影響もあり
こう思った。

「向いてないから
働くの辞めて専業主婦とか
その選択ができるのは、それ、
女性の特権だよなぁキョロキョロ

と。

女性がそういう選択ができるのは、
その女性の
食い扶持まで稼いで
家族を養う男性の存在を
前提としている。

男性が
「俺は外で働くのに向いてないから
家庭に入りたい」
と言ったとき、

それを
すんなりと受け入れられる人が
果たしてこの社会に
どれだけいるだろうか。

女性だと
「私は専業主婦だから」
ということで
なんの疑問視もされず許される
「成人しても
経済的に自立せず
他人に養われて生きていく」
という選択肢が

この社会において
男性にとっては
かなり選びにくいものに
なっていることは
まず間違いのない事実だと思う。
(もちろん、そういう選択している男性が皆無とか、そういうことは言っていない。中にはいるだろう。有名なインフルエンサーの専業主夫の方もいるしね)

「向いてないから」と
経済的自立を放棄できるのは
女性だけの特権で

多くの男性が
向いてようが
向いてなかろうが
なんらかの方法でお金を稼ぎ
自分自身のみならず
妻子を養うことを、
そしてそれを一生続けることを
社会的に強く要請されている。

それはほとんど
「強制されている」と言ってもいい。

「自分にはそれが
向いていないかもしれない」
考えることすら
許されない状態だ。






……おっも(重)……

である。






もちろん、
その社会の要請を
なんの重荷にも感じない男性も
いるだろう。

全然ヨユーでへっちゃら♥で
一生働き続けられて
妻子を養えるし、
なんならむしろそれが幸せ!
という男性だって、
結構いると思う。

ヨユーで
バリバリ働き続けられる
女性が中にはいるのと同じことだ。

でも
「外で働くのが向いてない」女性が
存在するように
そうでない男性だって
存在するはずなのだ。

そういう方にとって
この社会が男性に強制してくるものの
プレッシャーは
どれほどだろうか……

わたしは女性で、
「女の子なんだから
勉強やキャリアについて
ほどほどで良い」
と育てられたことが、嫌だった。

親がわたしに
もっと多くの期待を掛けてくれたら
もっと社会的に成功した人生に
なったのでは?
とか思ってしまっている。

でも、
「勉強もキャリアも
MAX頑張るのが当たり前。
それ以外の選択肢はない」
という育てられ方も
しんどいものがあるのかもしれない、
と思う。





参加したイベントの
子育ての専門家の先生には
そういう男の子に対する
「こうでなければならない」
にも疑問を抱いてみたらどうか?
と投げかけていた。

でも、
親たちが育て方を変えるのは
難しいような気がする。

なぜかというと……

まだまだ社会は、
そして世の女性は、
男性に「そういう役割」を
強く求めていると感じるからだ。

「いざとなったら自分と子供を
養えるくらいの経済力のある
男性と結婚したい」
と考える女性が
これからもまだまだ多そうな
気がするからだ。

こんな世の中においては
男の子は「男性的」に育てないと
我が子が結婚できないんじゃないか、
色々生きづらくなるんじゃないか、
と思ってしまうのよね、
わたしたち男の子の親は……

男性に
家族養い装置としての
機能を求める
女性たちの思考が変わらない限りは、
なかなか男の子の親も
男の子の育て方を
変えられないのではないかと思う。

そうして多くの男の子たちが
多くのプレッシャーに晒されながら
育つわけだ。





オット曰く
「まぁだから、
結婚しない人が
増えてるし
少子化なんじゃん?」
とのこと。
確かに。

そういう社会の要請に
応えたくない人、
応えられない人だって、
当然少なからずいるだろう。

一方で、
わたしは男の子ママとして
たまーーーーーに

え?
わたしは可愛い我が子を
どこかのお嬢さんが幸せになるための
「稼ぐ機械」にするために
育ててでもいるわけ……?

というような
変な気分になったりもする。

そして
いやいや、
そりゃ違うだろうよ、と
首を横に振る。

彼自身が
幸せに生きていくために
育てているんだよね。

その中で
彼が自分の良さを活かして
楽しくできて
かつ十分なお金を稼げる仕事に
就ければ何よりだし

素敵な出会いがあって
家庭を持つことになれば
うれしいよね、

という話。

彼がその結婚相手を
養うかどうかは
彼とそのお相手が決めること。

親としてはまぁ
しっかりと自立した
頼れるお嬢さん♥と結婚してほしいな〜
とか、思っちゃうけど……
わたしが口を出すべきことじゃない。
と思う。








ある女性はこう語った。

「私の両親は、
私の兄をエリートに育てた。
それは成功した。
兄は高学歴のエリートになった。
しかし私の息子は、兄とは違う。
息子は現在不登校だ。
にも関わらず私の両親は
私の兄にしたのと同じような育て方を
私の息子にしようとする。
それが嫌だ」

と。

色々と考えさせられる話だった。

不登校の子と言っても
一口に語れるものではなく様々で
不登校になる原因も
十人十色だけれども
「プレッシャー」みたいなものが
原因になることもあるのだろうな
と思う。






うーーーーーーむ、

とモヤモヤと思うところはあるが
特に結論はない。






一つ言えるのは
イベントの場で先生が言っていたこと。

「 『どう育てたいか』
じゃなくて。

こどもが
『どう育ちたがっているか』
じゃないでしょうか 






本当にそうだなぁ、と思う。

可愛い我が子には
なるだけ自由に、のびのびと、
育ちたいように育って、
生きたいように生きてもらいたいと
心から思う。






※道を歩いていて、たまたますれ違った相手にいきなり言わないようなことは、ここのコメント欄にも書かないでくださいねにっこり


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