失われし古の調理技術と、鰯が豊漁らしい件。 | 東京ワーママdiary★小6抄録。〜中学受験生といっしょ〜

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東京で働くアラフォーフルタイムワーママの毎日。
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都内でフルタイムで働きつつ

小学校5年生の一人っ子男子を育てる

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今夜も寒いですね〜。

最近、スーパーに行くと
美味しそうないわしが出ていることが多く
(近所のスーパーは品揃えがランダムで……
すべての商品が毎日あるわけではなく
この間売ってたこれが今日はない、
みたいなことがよくあります(笑)
魚介系は特に、その日の仕入れによりけり!
な感じ)

いわし料理が食卓に上ることが
増えています。

ホラ、いわし食べると
頭良くなるとか言うしさおねがい




あれなのね。
今年はいわしが豊漁なのね。


今年のいわしは、
マグロのトロ並みに美味しいらしい!

いや、確かに美味しいよ、
ここ最近のいわし。

先日作ったこの煮物。
こちら、盛り付け失敗してて
見た目はアレなんですが
身がふわふわで、とっても美味しかったです。

息子もパクパク食べてくれました。

それからこちらのいわしの野菜煮。
(野菜多すぎて見えないけれど、
下の方にいわしがいます)
こちらの白髪ネギが太すぎて
全然白髪じゃないですが……
お上品な味でとても美味しかったです。

このふたつのレシピ、
いずれも「焼いてから煮る」レシピです。

塩をして身を締めたいわしを
まずは魚焼きグリルで焼いてから、
更に煮るのです。

二度手間です。

焼くだけでも食べられるし
煮るだけでも食べられるのに
焼いて更に煮るのです。

野菜煮の方なんて
いわしの身と骨を分けたら
その骨をサッと茹でて、
冷水で洗って
また新しい水で煮て出汁を取って
取り出して……

と、めちゃくちゃ手のかかる
工程になっています。





これらのレシピ、

いずれも、古い「きょうの料理」に
掲載されているものです。

わたしが料理にハマッたのは、
大学に入学して一人暮らしを始めてからで。

近所にあったBOOKOFFで
たくさん売られていた
古い「きょうの料理」を買い集めては
新しい料理に挑戦していました。

貧乏学生だったわたしにとって
100円でレシピ本が手に入るのは
とても助かることでした。

そのとき集めた「きょうの料理」は
わたしにとっては大切な財産で
今も自宅に置いてあります。

もちろん、最近の「きょうの料理」も
ときどき書店で買っています。

「きょうの料理」テキストは
今も本当に優れた料理雑誌
だと思います。

が、少し、違うのですよね。







それは、実家の母も言ってました。
(母も「きょうの料理」ユーザーです)

「『きょうの料理』って
昔はすごく手が込んだレシピが
載っていたのよね!
でも今のはどんどん簡単になってきてるの。
共働きが増えて
手軽にできるレシピじゃないと
ウケなくなってるのかしらね〜」

と。

それは、
「きょうの料理」に限ったことではなくて。

最近世に出る料理雑誌や料理本は
どんどん工程が省かれ
手軽に手早くできるレシピが
主になっているように思います。





わたし自身も忙しい共働き主婦なので
平日の夕飯作りはスピード命だし、
時短レシピ大好きだし、
なんなら本に載ってるレシピを
自分で勝手に簡略化したりもよくします。

だから、別に批判するわけでは
ないのだけど。

でも、
古い「きょうの料理」に載ってるような

茹でてから焼いたり、
焼いてから煮たり、
揚げてから煮たり、
肉をタコ糸で縛ったり、
筑前煮の具を種類別に別の鍋で煮たり、

そういう今からすると
気の長すぎる調理技法というのも
すごく趣深いものだと思うし、

こういうレシピが
料理雑誌とかに載らなくなって
いつしかすべての人に
かつてこういう調理技術があったのだよ、
ということすら忘れ去られてしまう
かもしれない、と思うと
それはさびしいな、と思います。

たまには凝った料理も作りたいね。







※道を歩いていて、たまたますれ違った相手にいきなり言わないようなことは、ここのコメント欄にも書かないでくださいねにっこり


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