眼科医が大好きな言葉。
それは
「近視は病気じゃない」
です。
そして、それに続くのが
「近視は一度なったら治ることはない」
「子供の近視は進行するのが基本」
です。
なので「視力回復」は、禁句です。
そのワードを出すと
「よくわかってないバカなやつ」
「インチキ科学に騙されているやつ」
という目で見られます。
だって「近視はけして治らない」のですからね。
「近視が治る」と言うなんて、それは「オバケが見える」と同じようなものなのでしょう。
今の眼科医界では。
近視?→ハイ、眼鏡、です。
許されるのは、眼科医に処方された目薬を差したり、遠くを見るようにすること、くらい。
それ以外の「近視を良くするための選択肢」は、眼科で提示されることはありません。
我が家も、そうした眼科の指示に従い、一年、眼科に通い続けました。
目薬(ミドリン)を差して。
遠くを見なさい!と息子に口を酸っぱくして言って……
一年間、息子の視力は下がり続けました。
わたしは、あの一年間は、息子の近視抑制的には、無駄だった、と思っていて。
もっと早く。
もっと必死に。
自分で色々調べれば良かった。
「ちゃんと眼科に通って、指示に従っているんだから」と、だからきっとそれで大丈夫なはず、と安心してしまっている部分がありました。
もっと早く、視力回復センターの門を叩けていたらな、と思います。
センターの方が言うことには。
(ホントかどうか知らんけど)
「昔は、こうじゃなかった」らしいです。
「そもそも、うちのセンターの元になる理論を提唱したのは、東大の、眼医者の先生だったんですよ」らしいです。
眼科医が、トレーニングには意味がある、って、言ってた時代もあったんだって。
「眼科医が大学で使う教科書にだって、ちゃんと、トレーニングにより視力が向上するって、書いてあったんですよ。昔は。ホラ、この本。50年前くらいの眼科医は、みんなこの本で勉強したんじゃないかなぁ」だって。
でも、今は、もう使われていないそうです。
その教科書。
そしていつしか「視力回復センター」は、一部の眼科医たちから、インチキ集団扱いされるようになってしまった、と。
「なんで、なんでしょう?」
と聞きました。
どうして、そんなことになったのかなぁ、と。
「わかりません。
楽で、早いんじゃないでしょうか。
眼鏡をかけさせる方が。
患者にトレーニングをさせるよりも」
だって。
確かにね。
眼鏡かければ、
それで解決するんだもんね。
早い。
効果的。
でも……
そうして、学童期に近視を進めてしまうと、こどもを、重度の近視にしてしまうと、それが将来的な眼病の原因になるということが、どんどん、明らかになってきているのが、最近です。
なので、わたしはやっぱり、視力回復センターに出会えて良かったな、と思っています。
「こういう手もあるよ」って、もっと普通に眼科で案内してもらえたらいいのに、って思います。
そして、できれば保険が効いて、もっとお安くトレーニングできると良いです。
将来的には、変わることもありえるんじゃないかな。
ありえるといいな。