いま、先日図書館で借りてきたこちらの本を、毎晩少しずつ、息子と読んでいます。
わたし、東洋の古典に、割と興味があって。
母が古典の教師だったことも、影響しているかもしれません。
大学でも、元々は平安文学をやろうかと思っていたくらいだし。
(結局アメリカ文学やったけど……)
学生時代は、古文(日本の古典)が好きで、漢文(中国の古典)はあんまり好きじゃなかったんですけど、論語とか、やはりサラリーマンになってから、いいなと思うようになりました。
封建的で、現代にそぐわないと思う部分もありますが。
↑の本は、たまたま図書館の棚で見付けて、ヤヤトシと一緒に読むのにいいかな、と思って借りてきました。
マンガが楽しいのか、息子、想像以上に食いついています。
論語の言葉の意味を、こどもにも理解しやすいシチュエーションに落とし込んで描いているので、わかりやすいんだと思います。
最初に論語のフレーズを、わたしの後について言わせてから、マンガを読んであげています。
唱えさせる、とか、そんなしたことないですが、意外とノリノリでやっています。
あんな文語体の言葉、もちろん全然わからないので、かなり間違えながらですが!
意味もわからず、「し、いわく!しゅこれこのむも!かなりずしゃっしゅ!」とか、言ってます。
(間違えだらけ)
わたし……
暗記とか、知識とかは、幼児教育においては全然重要じゃないと思っているし、幼児になにかを教え込んだり、暗記させるような働きかけは、基本的にはあまりしたくない方、だと思うのですが……
(それよりも、考える力とか、発想力を伸ばすのが理想……)
んー、でも、こういうのは嫌じゃないかな。
なんとなく。
わたしが好きなある経営者の方は、小学校一年生から、夜、お父さんと論語読みを始めたそうです。
まだ意味もわからないのに、諳じさせられた、と。
わたし、それはなんか、嫌じゃない。
なんでだろう。
単に「日本で昔から広くやられてる教育法だから」みたいな?
昔からのことはなんでも是としてしまう思考停止かしら……?!
なんだろう。
古典は本当に内容に優れたところがあるっていうのと、こういうのは、歌と同じようなものかな、と思うから?
意味がわからなくても、唱えることで、響きやリズムが心に刻まれるもの。
その子の、文化的血肉になるもの……?
論語を読むことは、単なる知識の暗記ではなくて、そこには道徳教育の側面もあるしね。
まぁ、せっかく、東洋人に生まれたのであるからね。
これを、書き下し文の形で味わえるのは、日本人ならではだし。
小倉百人一首とかも、そのうち一緒にやりたい!
この手の本、色々でていますね。
これも、書店で見掛けて、気になってます。
中身見たけど、ほんといいこと書いてある。
兵法はわたし自身が読んだことなくて読んでみたいもので。
これはもう少し大きくなって、中身が理解できる頃に、一緒に読んでみようかな。