保育士として働く中で、「結婚や出産」「引っ越し」「キャリアアップ」など、さまざまな理由で退職を考えることがあるでしょう。その際に大切なのは、職場や同僚、保護者との関係を崩さずに円満に退社することです。
そんな、保育士が気持ちよく次のステップへ進むために知っておきたいポイントをご紹介します。


Step1. 退職の意思は早めに伝える

退職を考えたら、できるだけ早い段階で園長や上司に相談することが大切です。多くの園では年度単位で職員配置を決めているため、年度末まで働いてほしいと希望されるケースもあります。
遅すぎる退職の申し出は同僚に負担をかけてしまい、トラブルの原因になることも。少なくとも1〜2か月前、可能であれば半年前に伝えるとスムーズです。


Step2. 退職理由は前向きに伝える

「人間関係がつらい」「給与に不満がある」など本音の理由がある場合でも、伝え方には工夫が必要です。
例えば、
「スキルアップのため別の環境で挑戦したい」
「家庭と仕事のバランスを考えて勤務時間を調整したい」
といったように、前向きで納得感のある理由にすると相手も受け入れやすく、角が立ちません。




Step3. 引き継ぎを丁寧に行う

退職が決まったら、担当しているクラスや業務をスムーズに引き継ぐ準備をしましょう。
・子どもの成長記録や保護者との関わりのポイント
・行事の進め方や年間計画
・日常業務で注意している点
などをまとめておくと、後任の保育士が安心して業務に入れます。子どもや保護者の信頼を損なわないためにも、引き継ぎは欠かせません。



Step4. 保護者への対応も忘れずに

保護者から見れば、担任の先生が変わることは大きな出来事です。園の方針にもよりますが、最後の挨拶を丁寧に行うことが重要です。
「これまでありがとうございました。子どもたちの成長を一緒に見守れて幸せでした」など、感謝の気持ちを伝えることで、良い印象のまま退職できます。



Step5. 最後まで責任を持って働く

退職が決まると気持ちが次のステージに向きがちですが、最後の日まで誠実に勤務することが円満退社の秘訣です。急に休む、手を抜くといったことは信頼を失いかねません。
「最後まで子どもたちに笑顔を届ける」という気持ちで過ごせば、自分自身にとっても良い区切りになるでしょう。