幼稚園教諭の資格はその名の通り幼稚園で働くために必要な資格です。
その他の施設で働きたいと考える方には不要と思われるかもしれませんが平成27年度から「認定こども園」への就職は保育士の資格と幼稚園教諭免許状が必須になりました。
現在資格が特例制度もあり免状が比較的取得しやすい保育士免許と一緒に取得する方が増えてきています。

 

幼稚園教諭の資格があれば幼稚園で働くという新しい可能性も広がります。
また、保育園と幼稚園は似て異なる施設の為、自分の持ち売るスキルを活かしつつ、気持ちをリセットして新しいステージで頑張ることにもつなげることができるのではないでしょうか。

 

幼稚園教諭の資格を取得するには

 

基本的に、幼稚園教諭に資格を取得するためには幼稚園教諭免許を取得できる教職課程がある大学や短期大学等で必要単位を修得し、卒業とともに取得することが正攻法です。
が、社会人の方の場合大学や短期大学に通う事は時間的に難しい場合が多いため、別の方法として、保育士資格取得後に保育士として3年以上の実務経験を積み、幼稚園教員資格認定試験を受験し、幼稚園教諭二種免許の取得をされる方が多いようです。

 

幼稚園教諭取得の特例制度

 

先述のように平成27年度から「認定こども園」への就職は保育士の資格と幼稚園教諭免許状が必須になりました。

それに伴い、現在認定こども園で勤務している幼稚園教諭免許を未取得の保育士が円滑な移行ができるように、平成31年度末(予定)までは、幼稚園教諭免許の取得条件に特例が設けられます。
なお、この特例制度を利用できるのは、下記条件の両方に該当される方です。

  • 保育士資格をお持ちの方
  • 該当施設にて保育士として【3年かつ4320時間以上の勤務経験】がある方
    ※該当施設…認定こども園・保育所・幼稚園(特別支援学校幼稚部含む)・公立の認可外保育施設・へき地保育所・幼稚園併設型認可外保育施設・認可外指導監督基準を満たす認可外保育施設(一部対象外)
上記の条件を満たしている場合幼稚園教諭資格を取得することが可能です。
取得するには今はとてもチャンスということになりますね!