東京都の私立認可保育園に勤務する保育士です
ねえ、先生
わらべうた したーい
キャーッその発信、ウレシイです
雨降りで外に出られないので、室内で
発散の場が必要だとは思ったのですが
子どもたちから、発信してくれるのは本当にウレシイ
わらべうたは、今までに経験したことがなかった活動なので、
子どもたちには新鮮さがあるのでしょう
その楽しい気持ちが薄れず継続していけるように
私もプランを丁寧に考え、真剣です
静と動を上手く組み合わせて
思いきり動いたら、少し落ち着いて遊べるもの
落ち着いたら、また身体を動かして楽しむもの
とセレクトしてみました
その中に
こどものけんかに
という指あそびを入れました
こどものけんかに おやがかり
ひとさんひとさん とめとくれ
なかなかけんかが とまらない
くすりやのおじさんが ちょいととめた
これを唱えながら、指に触れていく遊びなのですが
(やり方は様々ありますが、今回は自分の指を自分で触るバージョンで)
指に触れる時に
こどもの・・・のところは小指を4回つまむ
おやがかり・・・のところは親指を4回つまむ
ひとさん・・・のところは人さし指を8回つまむ
なかなか・・・のところは中指を8回つまむ
くすりやの・・・のところは薬指を7回つまむ
(薬屋のおじさんが止めてくれるので7回です)
左手をやったら、次は右手に代えて行います
その時に
年中で5歳になっている子が
これさ
歌とさ、指の名前が同じところを触ってるよね
と気づきました
おぉーーーーーっ
素晴らしい!よく気づいたね
と褒めると
年長の5歳の子が
じゃあさ!手が終わったら
足にやるのもいいんじゃない?
(わぁ!新たな展開だぁ)
そうだね!
じゃあ、手の次に足をやろう
そう言って、手の指を終えた後
片方ずつ足の指を唱えながら触りました
笑ったり、どの指?と一本だけ触る難しさに戸惑ったり
みんなが自分の足の指を触ることに、集中していました
私が嬉しいのは、私が決めるのではなく
自分で思ったこと、気づいたことを
こうしたらいいんじゃない?
やってみたい!
と子どもたちが発信できることです
発信、提案をしても、なんでも自由に出来るわけではないですが、
それはどうなんだろう?と話しあったり、考えられるような
力を育てていけたらいいなという思いがあります
大人が触れてあげたり、自分で両手を合わせながらやったり
乳児でも幼児でも遊べる指遊びです
よろしければ是非、ご活用ください