東京都の私立認可保育園に勤務する保育士です

 

スナップ棒という手作り玩具がありますひらめき電球

指先をよく使うので、機能訓練遊びにも役立ちますグッ

何よりも、子どもたちがとてもよく遊び、色々なものに見立てます

 

この、スナップ棒…

以前勤めていた園の時から数えると

300本以上は作ってきたと思いますびっくりアセアセ

 

 

 

元々フェルトを丸めて縫って作るものでしたが

フェルトだと、全て手縫いで一本を作るのに工程時間が長いのと

毛玉も出来やすく、洗濯にも適さないので、今の園に勤めてからは

布をミシンで縫い、綿を入れるという作り方に変えました

 

 

それでも、一本の棒に対して

スナップを8か所つけるので、なかなかの作業ですアセアセ

(サイズは、鉛筆と同じくらいで7㎜のスナップをつけてます)

 

幼児クラスだと、最初から色々工夫して遊べますが

2歳児クラスだど、年度の前半は、長い縄のようにつなげるか

一つずつ丸くするか、メガネを作るか

本当に単純な遊び方でした照れ音符

 

 

後半は、ネックレスやカバンになっていき

少しずつ発展して、遊び方が変わってきたと感じていました

 

そういう中で、これは面白いおねがい飛び出すハート と思ったのが

こちらです下差しダウン
 

 

なんだろう?キョロキョロ?と思い、聞いてみると・・・!?

 

 

 

 

 

これ、さくらんぼだよにっこりさくらんぼ

 

と答えが返ってきましたウインクラブラブ

 

なるほど! さくらんぼになっている乙女のトキメキ拍手

 

 

大きくつなげるだけでなく、

葉っぱになるように小さくつなげています

 

この動きが出来るように、指先が発達してきたのと

自分の中でイメージしながら作るという

想像力も創造力も育ってきたということですニコニコ拍手

 

一本の棒を

こうして工夫して何かに見立てるキラキラ

 

まさに、非認知能力が育まれているのですチュー

 

この玩具、本当に作るのが大変で、作り終わるとしばらく

作る気持ちになれないほど、エネルギーを消費するのですが

 

私の想像しない、予想もしない遊び方で

子どもたちが素敵な作品を生み出してくれると

 

作ってよかった~おねがいハート

 

と心から思い、苦労した気持ちが吹き飛び、

また作ろう!とかメンテナンスしよう!という気になるのです

 

 

そして

素材などを含めて、遊びの大切さを改めて

保護者の方や他の職員にも知ってもらいたくなりますてへぺろピリピリ