東京都の私立認可保育園に勤務する保育士です

 

オムツから、パンツ生活に移行し始めている子どもたち……。

 

パンツを穿くということは、

子どもたちなりに気持ちの切り替えや覚悟が必要になるものです。

 

 

保育業界には、様々な独特の言い回しがあると

以前にもご紹介しましたが、

こちら下差しダウン

 

このパンツに関しても微妙な言い回しがあり、

そのことで子どもに期待感を持たせることも出来れば、

プレッシャーを与えてしまうこともあるのだな……

と感じる出来事がありました。

 

保育者が、何気なく発している

 

お兄さんパンツ

お姉さんパンツ

 

という呼び名アセアセ

 

保育者は、パンツ生活への移行を応援する気持ちで言っているのですが、

受け取る側は、その言葉にプレッシャーを感じたようで、

3歳の女の子が

 

パンツは穿きたいけれど、

お姉さんにならなきゃいけないの?

お姉さんには、なりたくないおねだり

 

と家で不安げにお母さんに言ったそうです。

 

そりゃそうだ!ショボーン

ごもっともです!

パンツ1枚のことで、

お兄さんとかお姉さんとかを決められたくないよねー!!

 

しかも、の時代に、お兄さんとかお姉さんとか

決めつけて言ってしまうのもどうなのだろう?

 

普通に

 

パンツ

 

 

とだけ言っていれば、

こんな心配を感じさせることがなかったのに……と思うのですガーンガーン

 

保育用語には、子どもにわかりやすくと思って使うことが、

逆に難しさを感じさせてしまうことが多くあるような気がします

例えば…

 

お袖まくまくしてねダッシュ

 

 

という言い方も、未だに全く慣れなくて使えませんてへぺろ

普通に

 

袖をまくって手を洗おうね

袖口が濡れない(汚れない)ようにしようね

 

と私は言っていますが、これで通じていますよ?キョロキョロ

(パンツもパンツとだけ言っています)

 

パンツの件は、改めて言葉の伝え方や発信に対して

考えるいい機会になりましたショボーン

 

疑問に感じていることを放置せず、

もっと早くに担任間で話し合い、

一般的な言葉を使うようにしようと提案していたら、

子どもが不安な気持ちにならずに済んだのよね…と思うと

どうせ言っても…と放置してしまったことを反省ガーンもやもや泣

 

きちんと話し合おうと思います。