東京都の私立認可保育園に勤務する保育士です
２歳、３歳は自己主張が強く表れる時期ですね
この言葉は使いたくないけれど、世間で俗にいうイヤイヤ期と呼ばれる時期
自分の思い通りにならないことや、大人から指摘されたことを受け入れられず、
行き場がなくなった気持ちを、別のカタチで表すことがあります。
え？
と思うような行動を取る子は、どこにでもいますよね
先日…
使いたかった玩具を友だちが貸してくれなくて、怒っていた３歳の女の子。
保育者から
「今は無理みたい、少し待っていたら？」と言われたことがイヤだったようで
怒りに身を任せて
服を脱ぐ… 
Tシャツを脱ぎ…
肌着を脱ぎ…
あれよあれよとズボンも脱ぎ…
オムツ一枚になって
どうだっ！
と言わんばかりのドヤ顔
なんでしょうね？この動作… 
オツカレサマー
脱いだ後のことなんて、
当然考えているはずもなく… 
笑いをこらえるのに必死
あら～、脱いじゃったのぉ？
じゃあ、服を着たくなったら声をかけてね。お手伝いするからね。
いたって普通に言って、ちょっと待ちます。
待っている間は、声はかけません
すると、だんだん冷静になってくるのか、
脱いだ服を触りだしたり、他のお友だちが遊んでいる様子が
楽しそうに見えて、気持ちが切り替わってきます。
そろそろかな？
と思ったところで、服を着るかどうかを聞きます。
まだ
の時にはまた待ちます
別のところに行って服を着る？などの提案もします。
あれこれ、時間を置いて色々な提案をしていくうちに合意するので
合意したところで服を着るのを手伝って
イヤだったんだねー
と代弁して着替え終了
再起動
そして…
その一部始終をしっかり観察している子がいるわけで …
そうか！そうやればいいんだ！
と ひらめいちゃったようです
また一人、同じように怒りに身を任せて服を脱ぐようになりました
マイッタ マイッタ