大手企業のプロと、零細企業のプロの決定的な違いがわかった。
大手企業は、専門性が高いと余計に各部署に情報が分散する。
例えば、顧客クレームに繋がる部分、性能に関する部分、訴求効果がある部分、
それぞれ情報は各部署にバラバラに存在する。
だから、ある方向のモノを探しているときに、情報が分散しているから、
なかなか思ったものが手に入らない。
逆に、零細企業だと、その情報は一人に集まる。
仕方ない集めるしか無いから、集まってくる。
だから、探している情報はすぐ見つかる。
俺らが探しているようなモノっていうのは、
大手企業が探しているようなものと全く違うのか??
いやいや、同じなんですよ。
例えば、ちょっと専門的になるけど、
薄くて軽い生地が欲しい。
そういうと、これはニットの領域ではなくなる。
布帛の領域になる。
ニットと布帛とは全く性質が違うし、用途も違うので、基本的に扱う部署が変わる。
情報の融合は人による。
薄くて、軽くて、伸びる生地で、染め分けができて、摩擦にも強い生地。
そんなん無い。
普通はこういう答えが返ってくる。
でも、零細企業に聞くと、答えは変わってくる。
これと、これと、これの種類の中から、近いものを選んで、ちょっと作ってみましょう。
とこうなる。
なぜこうなるのでしょうか?
これはある事情によります。
大手企業の人は上を常に観て仕事をしています。
だから、ニッターの情報とか、横の情報の質と鮮度が全く違う。
零細企業のメーカーは生き残りの為に常に鮮度の高い情報を持っています。
それを引き出す能力がある人がその情報をゲットできるんです。
どんな能力でしょうか?
自分だけが生き残る為に必死な人と、
共存共栄していこうと必死にコツコツ努力している人の違いです。
これはね、話しているとわかります。
ギラギラしている人は前者です。
まぁ、自分もサラリーマン時代はそうでした。
自分で会社をやるようになってから初めてわかったような気がします。
零細企業を舐めんなよ!って感じ。
昨日はええ情報をもらいました。
Kさん、おおきに!!!