若い時はめちゃめちゃイキる。

 

イキるって言葉、あまり東京では使わないかもしれないけど、

 

イキるって、イキガル、威勢を張るというか、そういう意味。

 

俺も若い頃はめっちゃイキって、仕事をしていた。

 

だから、敵も多かったし、上司からいつも怒られた。

 

常にマウンティングしていて、「野木はいつも偉そう」って良く言われた。

 

 

 

能力の無いヤツほどマウンティングするんですよね。

 

 

 

最近、俺も歳をくって、マウンティングする必要がなくなってきた。

 

十分自分の城を作った感があるので、いちいちする必要もない。

 

小さい城ではあるが、自分の思うようにやっていける。

 

 

 

でも、若い奴らは常に自分のポジションを見せたいがために、

 

いろんな時、いろんな場所でマウンティングをする。

 

それが親しい間柄で、かわいがってくれている場所であれば、それはいい。

 

しかし、取引先であったり、新規開拓先であったり、面会回数が少ない相手に対して

 

そのマウンティングをやったらどうなるか。

 

 

 

これは「生意気」としか取られない。

 

得は絶対にない。

 

すごい人だなぁなんて思ってもらえない。

 

大したこと無いヤツほどマウンティングするので、

 

逆に小さいヤツと思われて終わりになる。

 

特に、年配者がいる場合は「こいつは駄目だな」と思われるだけ。

 

 

 

まぁこういう俺もマウンティングする時がある。

 

それは完膚なきまでに叩きのめす時。

 

その時は立ち上がれないくらい、ひれ伏させるくらいに、徹底的にマウンティングする。

 

それは「お前とは住む世界が違うんやで」と知らしめるためにやる。

 

 

 

結局、自分の力を見せる時は、ほとんど無くていいってこと。

 

実力は結果がすべてで、過程は全く必要ない。

 

虎視眈々と仕事をすれば、結果は出てくる。

 

だから、コツコツ、魂を熱く、仕事をすれば、必ず結果は出るので、

 

いちいちマウンティングする必要はなくなる。

 

 

 

実力の無いヤツがやるのがマウンティングなんです。

 

実力のある人はやる必要がない。

 

 

 

それをわかると、仕事の見せ方が変わってくる。

 

人の実力なんか、自分が評価するものではなく、周りが評価すること。

 

それをわかると謙虚になるはず。

 

 

 

まぁ若いうちはええけどね。

 

 

 

 

そのうち知るでしょう。