この週末に数冊本を読んだ。



「田中角栄100の言葉」

「天才」(これは読み始め)

「リベラルアーツ入門」



で、意外だったのは、

田中角栄氏の現役時代の寝る前にやること。

彼は、寝る前に必ず議員名簿と官僚の名簿を読んで、

顔と名前を必死で覚えてたそうです。

会った時に名前を言ってあげると、喜んで必死で仕事をしてくれるから。

それでも完璧に名前を覚えられない時もあったと。

そんな時、

「君、名前はなんだったっけ?」

「◎◎です。」

「そんな事わかっとる!下の名前だ!」と言って思い出したそうです。



めちゃめちゃ部下想いで、

地方に行くと警官の護衛もいっぱいつく。

そんな時、秘書に言って「早めに終わって遊んでこい」とお金を渡して、

警官と官僚らは飯を食いに行ったそうです。



お金の使い方って、いろいろあるけど、

彼のお金の使い方って、

結局、国民に幸福に目が行っていた。

それは一貫していたんだと思います。



誰かがテレビ番組かラジオ番組で言ってたけど、

賄賂を使って、国民が幸せになるんだったら、賄賂大歓迎だ!と。

本当にそう思う。

どっちみち知らないところで国民の税金は使われている。

それなら、将来を見据えたところにお金をつぎ込んで、

金権政治でも何でもいいから、導いて欲しいもんやと思った。



角栄氏は最後まで憲法9条だけは絶対に改正しない!と言っていたそうです。

「戦争を知らない人がほとんどになった時の事を考えると恐ろしい」と。



ここに取り上げたのは、ほんのごく一部。

是非、読んでみてください。

気合いが入るし、人の付き合い方、人間としての生き方、

いろんな事に刺激を受ける本でした。

たぶん、1時間もあれば読み終えます。(1ページ1文章)






田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得/宝島社
¥1,080
Amazon.co.jp




天才/幻冬舎
¥1,512
Amazon.co.jp


経営者のためのリベラルアーツ入門/かんき出版
¥1,620
Amazon.co.jp