良く商談である会話。

「是非、今度食事でも。」

たいがい、そういう場合は実現しない場合が多い。

でも、俺が言う時は、ほんまにCommunicationとりたい人にしか言わない。

社交辞令が一番嫌いなんで。



俺とは温度が違うと思っていても、

最後に口に出す人がいる。

「是非一度飯でも。」

意地悪な場合は、「いつにしますか?」とすぐ聞いてしまう。

そんな場合は相手もビックリして、

「結構予定が詰まっていて・・・・。」と返答に困る。




他にあるのは、

DVDを貸してあげるっていうの。

俺が映画好きやから、

良く映画の話になる。

で、お互いに自分の好きな映画の話になる。

持っているDVDがあると、

「お貸ししますよ。是非観て下さい。」

送ってこない。

俺は「是非TSUTAYAに行ってください。」と言う。

「わかりました。必ず観ます。」

観た試しがない。



俺はこういう些細な事の約束で相手の信用度を見る。

信頼できる奴は必ず返答がある。

「あの映画、凄かったです。」とか、

「あの本、最高でした。」とか。。。

「売ってなかったですよ。」と言われると、すぐ貸す。



逆の場合も同じ。

自分が薦められたら、必ずAmazonで買って、すぐ読む。

徹夜してでも読む。

それが約束。

小さい約束。




大きなビジネスは約束を絶対に守る。

それは常識。

でも、小さい約束事というのは、

自分も相手も軽く考えがち。

ここに大きな落とし穴がある。

付き合いが多い人ほど、

役職が高い人ほど、

小さい約束を大切にする。



ある超有名企業の社長と飯を食った時に教えられた事がある。

相手に信用を得る簡単な方法。

1000円でできる方法。



わざと、相手に1000円を借りる。

1000円だから、相手も簡単に貸す。

で、ここからが問題。

次の日に必ず返す。

相手も1000円だからと別に急がないと思う。

でも、この次の日に返すというのがポイント。



小さい事。

本当に小さい事。

これの積み重ねで「信頼」は生まれると思う。



ちっちぇ~っって言わないように。