友人の紹介で昨年知り合った人がいる。

東松島に社団法人を立ち上げた男だ。

彼は復興のためにボランティアで仕事をしている。

隔週で自分の仕事をやりながら、

隔週で東北に復興の手伝いに行く。




被災した東松島市に産業を育てようと、

民主党政権の時に60億円がおりる予定だった。

自民党政権になり、その60億円がゼロに。

協賛企業は80社に上ったが、

現在では数社。

そりゃそうだ。

予算が無ければ何もできない。




一からの産業を立ち上げないと駄目だ。

そこに手を挙げたのが、岡田美里さん。

彼女はデンマークの伝統刺繍である「クロスステッチ」を

東松島の女性たちに教えた。

もちろんボランティアで。

2年がたち、仕事としてできるレベルになってきた。

色んな問題もあったが、乗り越えて残った女性たちは20人弱。

彼女たちの名前をステッチガールズ」と命名した。




その「ステッチガールズ」の商品をなんとか流通にのせたい。

それが相談の内容だった。



俺はすぐ「包帯パンツ」に刺繍をしようと思ったが、

ちくちくして、駄目だ。

そこで包帯で作った帽子に刺繍をして、マラソンをしよう。

そういう企画をたてた。

スーパースポーツゼビオとコラボの可能性があると判断したからだ。




その話をしていたら、マラソンをしているある女性歌手に繋がった。

「八神純子」さんだ。

八神さんに話をしにいった。

即答でOK。

この輪は広がった。

包帯パンツ軍団の一員である「上田正樹」さんにも声をかけた。

即答でOK。

この勢いを止めたらあかんと思い、たたみかける様に動いた。



早速、ゼビオの社長の所に行った。

即答で快諾。

同行したのは、もちろん水沼貴史。

二人で口説いた。



話はどんどん大きくなっていった。

仙台にあるゼビオアリーナでコンサートをしよう。と。

ステッチガールズ応援団長に水沼貴史氏。

応援歌を八神純子さん。

掩護射撃を上田正樹さん。

そして、後方支援にオーミケンシ株式会社。

そして、なんと刺繍モチーフは「ブルーインパルス」。



これはあくまで計画。

どうなるかはわからない。

でも、こうやって公言したら、やらざるを得ない。

だから、やる。

どこで儲けるか。

みんなそんな事誰も聞かなかった。

どこで儲けるかなんてわからん。

でも、人様の為になるのであれば、やるしか無い。

どこかで何かで返ってくるやろう。

自分の儲けを考えて参加している奴はいない。

とにかくやってみよう。

参加してる全員がそう思った。


昨日、そのお披露目会が東松島であった。


GIVE GIVE GIVE GIVE and TAKE



これや。

これも、この指とまれ!形式や。



やるぜよ~!!