2019年の4月。滋賀県守山市にある佐川美術館をたずねた。

 

 

日本を代表する彫刻家、佐藤忠良の作品を鑑賞するのが目的だ。

 

 

美術館は琵琶湖の畔にたち、水庭にかこまれている。

 

 

水庭には佐藤忠良の蝦夷鹿がたっていた。

 

 

中庭にも佐藤忠良の作品がある。

 

 

佐川美術館には佐藤忠良のコレクションが130点もあるそうだ。訪問時は、まとう彫刻、というテーマで展示品がえらばれていて、帽子をかぶった若い女性の作品がたくさんあった。帽子シリーズは、以前埼玉県の川越市立美術館でも見た、大好きな作品だ。

 

 

佐川美術館は佐川急便が設立した美術館だ。佐藤忠良のほかに日本画の平山郁夫と焼き物の樂吉左衛門の作品がコレクショクされている、特徴のある美術館だ。

 

樂家は十五代つづく焼き物の名家で、当主が代々、樂吉左衛門の名を襲名することになっているそうだ。

 

 

彫刻と日本画と楽焼の美術館。佐川急便が好きになった。

 

 

当日は木梨憲武展もひらかれていた。

 

 

佐藤忠良の作品をまた見にゆきたい。