アドラー心理学の特徴は、「すべての悩みは対人関係の悩みである」とした上で、
フロイト的な原因論を根底から覆す「目的論」の立場をとるところにある。
たとえば、「子どものころに虐待を受けたから、社会でうまくやっていけない」と
考えるのがフロイト的な原因論であるのに対し、アドラー的な目的論では「社会に
出て他者と関係を築きたくないから、子どものころに虐待を受けた記憶を持ち出す」
と考える。
つまりアドラーによれば、人は過去の「原因」によって突き動かされるのではなく、
いまの「目的」に沿って生きている。
こうしてトラウマを否定するアドラーは、人生（生き方）とはいつでも選択可能なものであり、過去にどんなつらいことがあったとしても、これからどう生きるかには関係がない、と唱えた。人は変われないのではなく、ただ「変わらない」という決心を下しているに過ぎない。いま幸せを実感できない人に足りないのは、能力でもないし、お金でもないし、恵まれた環境でもない。変わること（幸せになること）に伴う「勇気」が足りないのだ。それがアドラーの主張だった。（30万分のベストセラー『嫌われる勇気』のオフィシャルサイトより引用）
人が変われないのは、
ただ「変わらない」という決断を下さしているに違いない…
なんて、ちょっとイタタタ…!!!（痛） （＞。＜；）
でも、過去の「原因」でなく、今の「目的」に向かって…
なんていうところは、
コーチング的な考え方で、私は好きだなあ~♪って思う。
このアドラー心理学では、子育ても
対等なコミュニケーションというのを大事にしていて、
上下の関係でなく、横の関係を大事にしている。
だから、
褒めたり叱ったりするのではなく、勇気づけという方向から
子どもの成長をサポートするアプローチをする。
そこでは、
１、課題を分離する
つまり、子どもの課題に親が踏み込まない。
例を挙げると、「宿題をやりなさい」「部屋を片付けなさい」です。
宿題をやらないこと、部屋を片付けないことの結果を引き受けるのは
親でなく子どもなので、親は踏み込まないとしています。
ここで、必要なのは、放任ではなく、見守る！ということ。
上下の関わりでなく、対等な横の関わりをしましょう。と。
２、自分の気持ちや感謝の気持ちを伝える
対等な関係を大事にしているので、
褒める、叱るでなく、
自分の気持ちや感謝の気持ちを相手に伝える♪という方法を
教えてくれています。
よく聞く言葉かもしれませんが、
アイ（Ｉ＝私）メッセージで、伝えること。
例えば、
・ありがとう。私は、あなたが○○で嬉しい。
・そういわれると、（私は）悲しい。
また、「ありがとう」は、人に貢献できた…ということを
相手に感じさせられるので、自発性を育てるとも。
ま、こんな風にやり方は、色々あるかと思いますが、
それらをやりたいと思っていても
思い通りにいかないのが子育てで、
大切な我が子だからこそ、失敗や思うように動いてくれないジレンマに
一生懸命になればなるほどイライラし、
そのイライラしている自分を責めてしまい、
さらにイライラが増し
自分で自分が思うようにできなくなってしまうのですよね。
↑少なくとも私はそうでした^^；
でも、安心下さい！
アドラー心理学では、
「最大の勇気とは人間は不完全なものだということを自分で認めること」
とします。
人間の不完全さや短所は当たり前！
というか、完全な人はいません。
だから、こんな時は、
「不完全な自分がいたなあ」って、それを受け入れてあげましょう。
そして、
次はどうするのか？どんな風にかかわっていきたいのか？
を考えればいいですし、
素直に謝ったり、横のかかわりを多くするように心がければいいですよね。(#^^#)
実は、アドラーのことに触れたのも、
昨日、こんなものを見つけたから…
『アドラー心理学』超解説平本あきお10日間無料プログラム
平本あきおさんて、
コーチングスクールもやられていて、とっても有名な方なのですが、
一度、偶然に喫茶店で横並びになったことがあって、
その時、私と一緒にいた友人コーチが、ファンです！
とお声掛けしたところ、
時間を区切って（パソコンで作業をされていたのです）、
とっても気さくにお話をして下さったのですよ！
それは、もう、未来にたくさんの希望と夢を持っている少年の目で、
楽しくして仕方がないご様子で…
その未来のお話に吸い込まれたのを覚えています。
なので、
平本さんの無料のアドラー心理学解説、
とっても興味を持って申し込んでしまいました。
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見て心に留めて下さってありがとうございます。
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