４３年東京に住んでいますが、
東京の変化の速さにはいつも驚かされます。
新しい場所ができて、
ずいぶん経ってからようやく気づくのです。
あぁ・・・ここ、できたのねぇ・・・って笑
慣れ親しんだ渋谷の「東急文化会館」が「ヒカリエ」になって
それにようやく慣れたと思ったら、
反対側の「東急プラザ」は「フクラス」になり、
「あぶないから一人で入っちゃダメよ」
と高校生くらいまで言われていた「宮下公園」は、
「MIYASHITA PARK」なんて名前で、
ルイヴィトンのメンズ店ができてしまいました。
渋谷、、毎日のように車で通りますが、
全くわからない・・・笑
知人に言われたことがあります。
「東京の人って、
“青山は知っているけど渋谷は知らない”
とか言うよね（笑） でも青山と渋谷ってすぐそこで、同じじゃないの？」
と・・・。
そうね笑、確かにそういうこと、言いますよね。
「恵比寿は知っているけれど中目黒は知らない」
とか、
「広尾は知っているけれど西麻布は知らない」
とか、
どれも数ブロックしか違わなかったり、
隣の駅のすぐそこの繁華街を「知らない」と言う・・・。
でもそれは本当に、
「青山は知っているけれど、渋谷は知らない」
のですよ・・・。
また、どこを「青山」と言っているかも、
人によって実はだいぶ違うし・・・。
たとえば私の感覚では、
渋谷から青山通りを上って、骨董通りと表参道と青山３丁目の交差点くらいまでは「青山」ですが、
青山１丁目の交差点まで行くと、
もう外苑より先なので、
「青山」というより「赤坂の端っこ」
というイメージです。
そういうイメージは、
人によって見る角度が変われば当然変わるし、
「青山は知っている」と言っても、
それはそこにある学校にずーっと通っていたから
というだけで、
最新のショップ情報や、トレンド、
今流行の・・・なんて言われたら、ほとんどわかりません。
行くのはずーっと昔からあるお店ばかりだし、
そこで満足していて
新しいお店の開拓精神もほとんどありません。
それなのに「そのあたりには詳しい」とか思われているのを知ると・・・
人のイメージって本当に
「その人のいいように作られているんだな」
と思うのです笑
いくつかの情報から想像して、
「多分、こうだろう」と思われるのですよね、何事も笑
話がちょっとそれましたが、
そんなわけで、私は新しい場所に全く詳しくないのですが、
そういうことに詳しい年上の友人のおかげで、
先日ようやく「ベルコモ」に行きました。
ベルコモンズの跡地にできた
「THE AOYAMA GRAND HOTEL」
の4階にあるレストランです。
開放感があって、とても気楽でいいところです。
右側はオープンテラスになっていて、
青山３丁目の交差点の真上。
お料理もカジュアルで美味しいです。
お昼近くになるとカウンターまでぎっしりと満席、
近隣会社員の男性２人組などもいました。
私たちは女４人組で、
それぞれ１０歳くらいずつ？年齢が離れているのですが、
一番高齢のTさんが一番いまどきのお店に詳しいので、いろいろ教えていただくのです。
もちろん、昔からの馴染みのお店もよくご存知。
A「Tさんに誘っていただかなかったら、
５年後くらいに来たと思いますー」
B「私もーーー」
C 「私もーーー」
と、みんな・・・笑
A「ここ、夜はどんな感じになるんですか？」
T「それはね・・・このままで暗くなるのよ」
A「・・・・・・・そりゃ、そうでしょうよ笑」
B「それくらいは私たちだって分かりますよ笑」
と大笑いでした。
でも、夜もとっても雰囲気が良さそうです✨
こちらは、「東京エディション虎ノ門」。
これも、いろんなことに詳しい別の友人がお茶の場所に指定してくれました。
新しいこともあり、綺麗✨
緑が豊富。
東京には本当にいろんなブティックホテルがありますよね。
これだけたくさんあると、
自分のお気に入りを見つける（作る）のが難しい、、、
古いだけがいいわけでもないし、
かと言って新しいところはどうしても雰囲気が似てしまうし・・・。
何が好きなのかもわからなくなってくることがあります。
人も同じですよね。
本当にいろんな人たちがいるので、
自分の価値観をしっかりと持っていないと、
揺さぶられることがあると思います。
東京程度でもそうですから、
海外に出ればもっと・・・。
結局、どれが良いか悪いかなど、
永遠にわからないし正解はないので、
自分は自分が良いと思う道を進むしかないし、
それでいいのだな、と思うのです。
自分にウソをついたまま進むのが、
きっと一番居心地が悪いですよね。
どんな環境にあっても、
「人は人、自分は自分」だと思います。
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