機動戦士ガンダム | よろず話屋

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マグミクスより「ザクの由来は”ザクザク”という歩く音。」とある書籍のインタビューで監督が回答しているという。

 

その後、グフ、ドム、ギャン、ゲルググという感じで量産型の名前がついています。

ザク。

当時の状況から考えて、雑魚、ザコ、ザクだよね。

子どもでもピン!とくるのだから。

ただ、作品的にこれも当時の風潮としてジオン軍が旧日本軍、連邦軍がアメリカ側と”イメージ”できる作品であったため、「ザクはザコから取りました。」というと日本人が「不謹慎だ!」「殺す!」「許せん!」ということになる危険性があるので、インタビューでは足音から命名という統一見解にもっていったのだと俺は信じる。

 

当の監督やキャラ画の作者などは単純に良いアニメ作品をつくろう(現実には予算と製作時間の制約が必然の上で)ことで命名に重点や大した意識はなかったはずですが、これまた当時の人は自分が思い込んでそれにより自分だけに生じた善悪をターゲットに強制する文化の人々が多かったですから、そういう人々の攻撃を生まないような神経の使い方はインタビュー時に必用だったことでしょう・・・と俺が他者への独断強制で断言する。

 

だから普通に機動兵器マンダムとか、コピーや模倣の最終局面的時代ですからね、ガンダムアニメが生まれた時代は。

 

挙句に、最初の放映はそれほどの人気は出ずに(マジンガーZやコンバインや宇宙戦艦ヤマトなどのアニメのほうが主流の時代ですから)再放送や再々放送で人気が出て、これと同時期にプラモデルも爆売れ!したのですから。

再放送か、一般化が再々放送といえるでしょう。

 

かろうじて初回放映のガンダムを見たのが俺が小学生低学年で、その回はシャアがズゴックでジャブローに潜入してあの有名なシーンであるジムの腹部攻撃撃破の回を見た。

もう、次の週は見なかった気がする・・・・。

シャアのあの格好が、当時の子供からみても”おかしいむりくり設定された衣装”という感想なのだから、それは今の人も普通に考えればわかるでしょ?

特にそういう感性が今と昔で差があるとは思わないのだけれど。

 

とりあえず、ザクはザコからだろう。

マジンガーZでも敵のロボの名前を覚えている人はいるだろうか?

マジンガーZは覚えているが、敵ロボの名前?

コンバインもそうだが・・・・。

かろうじて円谷プロのウルトラマンの敵の名前くらいなら記憶にある人も多かろうが、円谷ももともとウルトラマンの前は怪獣が主役の作品つくってたからその名残にすぎない。

 

ガンダムでは、ザク、グフ、ドム、ゲルググと、ほら、覚えてるじゃないか、名前を。

 

だから、あくまでも時代的に旧日本軍とジオン軍を重ねた場合、当初の登場時期には画期的でとんでもない戦火をあげたザクとゼロ戦がかぶり、終盤はまさにザコ的なザクと特攻機として使われたがそれでも多くが撃墜されたゼロ戦と、日本軍のゼロ戦でイメージする緑色の塗装がザクにかぶる・・・・のは”当時では”普通の感覚だろう。

 

40年まえだろ。

 

機動戦士ガンダムも”戦争ドラマ”ですからな。

 

え?何々?それ以外になにがあった?

 

別に実写化しなくても、当時なら大人からは馬鹿にされた子供への作品のアニメという媒体である以上、そういう戦争ドラマをアニメでつくるという現実の残虐な光景をうつさないやりかたはうまいと思うのだけれど。

 

言い換えれば、本当にリアルを追及して残虐な光景を子供や大人にみさせて、その感覚をマヒさせて本当にそういう残虐な光景も気にならない、あるいは行為も気にならない人々を、そういう自分になっている自覚も持てないまま生んでいくよりも、よほどアニメでの描写は理に適うと個人的に思う。

 

だからその40年まえの当時の日本の現状からみて、アメリカ映画の「ジョーズ」や「十三日の金曜日」などの残虐シーン映画のヒットが日本でおこったと俺は思うのだけど。

 

だからアニメでも、ガンダムから後の時代の「北斗の拳」のアニメ化も、血の描写の議論があり、赤ではなく黄色や緑などの血ではない色での血の描写という動きにつながっている。

 

大事なことだからね。

 

こういうのも。

 

リアルも大事だが、描写までいるか?というものもあるだろうという・・・・。

 

ま、別にどうということもないが記事にしてみた。