国際連合広報センターHPによると、国連から独立した機関であるという。
ロシア連邦と中華人民共和国とアメリカ合衆国の国連安保理常任理事国3か国と、国連加盟国の1/3ほどが”未加盟”。
暴力ではなく法の勝利をもたらそうという理念の存在といえるらしい。
最近ロシア連邦の大統領などに逮捕状を出したが、今回はイスラエルの首相らとハマス幹部らの逮捕状を請求した。
なるほど、未加盟国はこういうことに猛反発するわけだ。
このあたりがいまだ人類の課題であり、戦争が起こる理由でもある。
人類で区切ることができない現実に、人類などとよんで地球人をひとくくりにすることこそ言葉上の欺瞞なのだろう。
そういえば、どこの国であろうと上層部は欺瞞のことばで自己の正当化をはかろうとしているか。
ウクライナではロシア連邦がウクライナの領土を求めて攻め込み、イスラエルではハマスが民間人を殺害して誘拐し、ガザではイスラエルがガザ市民を飢餓に追い込み意図的に市民も殺害した。
だがしかし、統合された地球政府が存在しない状態で絶対的な裁定は行われない。
それでも曖昧な勢力図での圧力にはなりうる。
加盟国と未加盟国の圧力のせめぎあいという。
かつて、アメリカのみが核兵器を保有して絶対的優位をもったが、それによる力の独占への危惧によりほかの安保理常任理事国らにも技術が流出したという。
アメリカだけでよかったのか、それともアメリカのような力を持つ国を増やすほうがよかったのか?
そういう疑問も議論してみる価値はあるだろう。
力を持つ国がどこも自分の持つ力で相手を脅す時代・・・・・。
これが1か国だけから、複数の国になったわけだが・・・・。