こころのおはなし。 | すざくの部屋

すざくの部屋

すざくの部屋へようこそ。
皆さまを、ちょっぴり笑えるおもろ楽しい世界にご招待いたしましょう。
私、すざくといっしょに笑いの花を咲かせませんか?









わたくしは
すざく。

仮(かり)の名(な)を

重森朱雀(しげもりすざく)、と
申(もう)します。


本名(ほんみょう)は、さすがに
明(あ)かせません。


最近は少々
心臓の具合(ぐあい)が、また
よろしくなくて

お仕事も、はてさて
どうしたものか

滞(とどこう)りがちですが
ぼちぼちやっております。


詳細(しょうさい)は
明(あ)かせないのが
残念(ざんねん)ですが

せっせせっせと
描(えが)いております。



さて、皆さま、

人間はやはり
元気な心と平気(へいき)な体が

大切なのでございます。


体調を崩(くず)すとなおさらに

元気な心と平気な体の
ありがたみを感じ、

希求(ききゅう)を
するものでございます。


無(な)い物(もの)ねだりとは
もはや、
人間の癖(くせ)なのでしょう。


隣(となり)の芝(しば)は青く見える
とも申(もう)します。


あの人にはあるのに
私には、ないのはなぜ?

確(たし)かに
私にもあったはずなのに

いったい、

いつ、どこで

私は「それ」を失(な)くしたのか?

と、

失(うしな)ってから気づく
大切なものもございます。

しかし、あえていうならば

失うものがあるということは
替(か)わりに
他の何かを得(え)ている

他の、大切な何かを
自分は新(あら)たに
手に入れている、と

そういうことでありますから

なにも、
落ち込むことはないのです。


目まぐるしく
あわただしい世(よ)の中では
様々(さまざま)な物事(ものごと)が

パッパパッパと
アップデートされてゆきます。


人間は、何かを失(うしな)うと
必ず、他の何かを得(え)ている。

人間のアップデート

つまりは、
大切なものを失(な)くしたら

その分(ぶん)だけ
得(え)るものがあって

時(とき)の流(なが)れに
従(したが)いながら

進化(しんか)、成長(せいちょう)を
遂(と)げている自分が

「今」、「ここ」にいるということ

そう思えば

失(うしな)った物事(ものごと)を
悔(く)やむ気持ちも
失(な)くした物事(ものごと)に
固執(こしつ)する気持ちも

やわらぐというものです。


物体(ぶったい)は、
いつかは色褪(いろあ)せ
壊(こわ)れ、朽(く)ちてゆくもの

人間も、また、同じです。

どんなに美しくとも
いつかは、老(お)い朽(く)ちる。


それは決(けっ)して
恥(はじ)ではなく

自分の人生(じんせい)の

アップデートの
産物(さんぶつ)ですから。

年月(としつき)の流(なが)れに
まかせて老(お)いることは
それだけ
懐(なつ)かしむという器(うつわ)が
大きい証(あかし)ですから。



過去にも、触(ふ)れましょう。

過去は、
どんなに努力(どりょく)をしても
変えることはできません。

今さら
どうすることもできません。

変(か)えられない過去(かこ)は
ただただ、あったこととして
受(う)け止(と)めて
ひとつの経験(けいけん)として
懐(なつ)かしめばよいだけです。

ただし、
悪事(あくじ)を働(はたら)いたなら
恥(は)じる心は大切ですが。


昔(むかし)の自分と今の自分は
切り離(はな)すことはできません。

どんなにつらい過去があろうと
傷(きず)を忘れたかろうと
切り離(はな)すことは無理なこと。

過去を過去として
懐(なつ)かしむには

今、見えている自分が

好きか?
嫌いか?
それはなぜか?

これらを突(つ)き詰(つ)めること。

そうすると

歪(ゆが)んだアップデートをする
リスクは、自然に
淘汰(とうた)されてゆくはず。


今がつらくて泣いている
あなたへ

今がうまくいかないで
悩(なや)む、あなたへ



「おまえはもう
死んでいる」
(byケンシロウ)


失礼しました
そうではなくて、

あなたの大切にしたいものは

すでに
あなたの中にあるのです。

たとえ、目には見えなくても
すでに
あなたの中にあるのです。



「おまえはもう
持っている」


なので

悩(なや)めるあなたへは


「心配しないで」
「大丈夫」

と、わたくしは
この言葉を伝えたい。

言葉の力(ちから)を信じて
声に出してみていただきたい。

どんなときも
何度(なんど)でも
声に出してみていただきたい。


歩(あゆ)み疲(つか)れたら
休憩(きゅうけい)をして、また
ゆっくりと歩けばよいのですから。

人は誰(だれ)もが
天国への坂道(さかみち)を
歩(ある)いている

これも
変えられない摂理(せつり)。

歩みの早(はや)い人がいる
また
歩みの遅(おそ)い人もいる

人はそれぞれ
人生いろいろ島倉千代子。


悩めるあなたへ
きっと大丈夫。


すざく。