大学から帰ってきた娘、

「数学のテストで100点とれたよ!」

おめでとう、良かったね、と言うと、


「おかーさん、100点とれたらご褒美をくれる、というのはまだ有効?」

あ、それ、小学生の頃に始めたことよね。

息子にも中学生までは有効ということにしておきましたよ。←流石に高校は無理かな、と思ったので。


いいよ、何が欲しいの?

「本が欲しいの、いまからブックオフに行かない?」


娘と近所のブックオフへ。

新品を売っている本屋よりも品数が多いし、新書も置いてあります。

娘の後を追いかけて専門書のコーナーへ。

「有機科学の本が欲しいんだけど…あった。」


難しそうなタイトルの本がずらりと並んでいます。

何が欲しいの?


「2種類有るんだけど…ほら、ここに。この本買わないといけない大学も有るんだ、だから、中古はたくさんあるんだけど…。」


だけど、中古じゃなくてもいいんじゃないの?


「この本、一冊7000円するんだ。二冊買わないといけないから、中古でいいかな、と思って。」

「同じ内容の違うシリーズ、問題の回答が英語なんだよね、こっちは3冊なんだけど、解答集を2冊買わないと…あった、これだ!」

どれどれ?

うーん、全部英語での解説。全然わかんない。

これを辞書を引きながら読むのって、大変じゃない?


「そうなんだけど、二年生になったら英語でのプレゼンの授業をとるし、英語表現を練習しなくてはいけないんだよね。」


…。

大学生って、勉強大変なんですね。


結局、決め手に欠けて決断できない娘。

家に帰ることになりました。

帰ってからもネットで情報収集。

大学の図書館にもたくさん在庫が有るみたいだけど、テスト前には貸し出し在庫がなくなってしまうそうです。


それに、

科学というのは、日進月歩な学問よね。

最新版を買おう、ということになりました。

二冊で14000円!


大学になると、参考書も高額ですね。

元が取れるように?たくさん勉強してね^_^