偏見の芽や人種差別はどう育つのだろう?
価値観の違いから生まれるのだろう。
そうだと確信し始めた今日この頃。
価値観と価値観がぶつかり、お互いの
考えや意見が通じ合わないと徐々に
不満が積もって相手を指摘したくなる。
同じ人種だと相手の性格を指摘するが
違う人種だと相手をいち個人として
見るのではなく、相手の文化や風習を
指摘し始める。そこから偏見や人種差別に
発展するのだろう。
いち個人として相手を見れていれば
偏見や人種差別は生まれずに済む。
実はこの1週間、息子に大きな変化が
現れました。
あんなに学校が好きだったのに
今は、行きたくないと涙目になる。
理由を聞いてもどうもつじつまが合わない。
お友達のお昼ご飯の食べ方が非常に汚く
気になって気分が悪いとか。
みんなが授業中に先生の話を聞かずに
ウロウロするのが気になるとか。
お友達が話を聞いてくれないとか。
折った折り紙を渡したお友達に…
"Why are you giving me silly Origami?"
「どうして、くだらない折り紙をくれるの。」
と、言われたり。
"Mommy, am I stupid?"
「お母さん、僕はバカ?」と、聞いてきたり。
"Fool" "Dumb" の言葉の意味を聞いてきたり。
親としてはパズルのピースを幾つも
渡されてどれも組み合わせられない!
そんな状態で息子とどう接すれば良いか
わからずに1週間が過ぎました。
クラスの担任ともお話をしました。
ここ1週間強、息子は何時もと違った様子で
先生も気づいていました。
1人で過ごす時間が多くなったと先生が
言っていました。
息子の担任は、厳しいが子供達のことを
よく見ていてとてもいい先生。心強い見方。
「ぼく、ヒンディー語勉強したい!」と
先日、言っていたのに息子の中に少しずつ
インド人に対しての偏見が芽生えてきて
いるようだ。
いじめに合っているのか。
差別を受けているのか。
何処に住んでいても、どの学校に通っていても
好きな人とそうでない人が必ず現れる。
全員と仲良く出来れば良いけど、出来ない。
出来ないなら、好きな人と過ごせばいい。
…そんなことを6歳児に話したが彼に
ちゃんと伝わっているかは定かではない。
今週末、出張先から旦那様が戻って来て
息子とずっと接してくれました。
そのかいがあって寝る準備をしている時に…
「おかーさん、また5日間頑張りましょう。」
と、言われ「ボチボチ頑張ろうか!」と
返事を返したら「うん。ボチボチね。」と
言って眠りにつきました。
人との接し方、関わり方。
自分が日本人であること。
6歳児の息子は今、学んでいるのでしょうね。
成長をしている証だと思う。
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