アンベル城を観光して思ったことが1つ!
その観光地を見て感動するか
「ふーん。」と思って去るか、どうかは
ついたガイドさん次第だと言うこと。
私達にアンベル城の案内をしてくれた
ガイドさんはイギリス英語を話し
前歯が2本抜けたおじいさんガイドさん。
彼の説明は本当に素晴らしかった!
その時代に自分がタイムスリップした
気になるような説明でツアーは3時間近く
続いたが飽きることはありませんでした。
そんなエンターテイナー&前歯が2本抜けた
おじいさんガイドさんの説明を1つご披露。
勝利の間、別名:鏡の間はマハラジャが
戦に勝って帰ってきた時にここで
華やかな衣装に身をまとった女性(達)が
踊りを踊ったそうです。
「この部屋に無数のロウソクが灯され
音楽とともに踊る女性(達)の衣装が
壁や天井に埋め込まれた細かい鏡に
写っている様子を想像して見てください。
揺れるロウソクの火、キラキラと輝く鏡、
その中でお香が焚かれ柔らかい風が
この間を通り抜ける…。」
「おぉ~!♪何かその時代に一気に
タイムスリップしたみたい!
何か想像できるよぉ~♪」
と、1人説明を聞きながらうっとり♪
そして、説明はそれだけに留まらず
「彼らは宴の後にロマンチックパワーを
増すために阿片の力を借りていました。」
. . . and they used opium for romantic power.
「ロマンチックパワー???」
「あぁ~、ロマンチックパワーねぇ。
うん、うん、男と女だもんね。」
と、こんな感じでアンベル城の隅々を
案内をしながら説明をしてくれました。
観光客は、私達外国人のみならずインド人の
学生さん達も数多く来ていました。
インド人は不思議なことに外国人を見ると
一緒に写真を撮りたがります。
例外なく学生さん達は私達に近寄り写真を
撮りたがりました。
こんなおばちゃんな私にも声をかけて来て
次から次へと列が出来るほど!
それを見ていたおじいさんガイドさん、
ムッとしていました。
騒がしいうえに自分の仕事が出来ない!
ヒンディー語で怒鳴りつけ、学生さん達を
追い払い、ガミガミおやじの顔から
穏やかなガイドの顔に戻り説明を再開。
自分の仕事に誇りを持っていることが
良くわかりました。
アンベル城観光まだ…つづく。
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