私はこの頃ささいなことで悲しい気持ちになります
イライラしたり、体がだるかったり、やる気がおきないこともよくあります
思春期なのかなぁ
そんな風にもやもやしているとき、突然、三年前の私の誕生日に家族になったセキセイインコのソラが亡くなりました
ソラが亡くなった次の日、しゃべると泣きそうになるので私はごまかすように、ずっと黙って携帯を見ていました
何を見てもつまらない気持ちでした
そして携帯にも飽きて、いくつもお菓子を作りました
何も考えないように作っていたので、泣かずにいられたけど記憶はあまりありません
ソラのことを忘れたのではなく、ソラがいなくなったことを考えずにいられました
夜になって、家の中が静かになって、ソラをもう抱っこできないんだとか、もう会えないんだと思うととても悲しくなって、私はたくさん泣きました
思い切り泣いて、少しすっきりしました
ソラが亡くなる少し前から、私は、髪の毛がたくさん抜けていて、今では半分くらいに減ってしまいました
まだ今でも止まらず、髪の毛をさわるだけでどんどん抜けてしまいます
皮膚科の先生には、疲れやストレスが原因の湿疹のせいだと言われたけどとても不安です
私は幼稚園の時、場面緘黙症になりました
おしゃべりができないだけじゃなく、動くこともできない緘動という状態でした
場面緘黙症の発症率は1000人に2~5人だそうです
緘動はもっと少ないということになります
私が発症したきっかけになった出来事はあるけど、それは最後のスイッチを押しただけ
それまでに、こわい、さみしい、嫌だ、恥ずかしい・・・など、ぎりぎりいっぱいのいろんなことが積み重なって爆発したのだと思います
5年生の時、毎日のようにパニックになっていたことがありました
その時も、がんばらなきゃとか、みんなと同じじゃないと恥ずかしいとか、今のままではだめだとかいっぱい感じていて、なにかのきっかけで爆発してしまい、それからパニックが始まったような気がします
その後、6年生になる頃お菓子作りに夢中になるようになってから、パニックはなくなりました
ソラの死を考えずにいられたように、お菓子を作っていると集中できるし、夢中になって嫌なことも忘れてしまいます
そのうち、私のスイーツで誰かにスマイルが届くことを夢見てお菓子を作るようになりました
今は、なぜこんな風になってしまったのか分かりません
ストレスが原因と言われても、自分では、髪がどんどん抜けるほどストレスを感じているような気がしません
ただ、たまに私をおそってくるストレスは、私を全て最悪な方に向かわせるひどいやつです
だからそんなとき、私は、泣きたい気持ちになり、苦しくなって、すごく辛くなるのです
私が、このブログを書いたのは、私が今どうしてこんなに辛いのか、考えてみたかったからです
そして、私にできる形で伝えてみたいと思ったからです
前回の場面緘黙症ビンゴの後半はまた次に書くつもりです