慌ただしくて、なかなか書くことができませんでしたが、5月9日(土) 午前2時17分、義母が逝去しました。


5月3日頃までは、なんとか筆談ができていましたが、その後はほとんど難しくなり、聞こえるのは「はぁ、はぁ…」という呼吸の音だけ。


話しかけると、時折眉を寄せるような表情を見せるくらいでした。


その頃の私は、「あとどれくらいの命なのだろう」と思いながらも、これまで特別に肌の触れ合いが多かった間柄ではなかった義母に対して、自分の気持ちが少しずつ変化しているのを感じていました。


義母は、爪の形がとても綺麗な人で、いつも派手な色のマニキュアを塗っていました。


少し剥げかけていたのを見て、「塗り直してあげたいな」と思い、姪っ子ちゃんがプレゼントしてくれていた紫色のマニキュアを塗ってあげることにしました。


最期まで綺麗でいてほしい。
少しでも喜んでもらえたら…。


そんなことを考えながら塗っていました。


指の向きによっては難しく、うまく塗れないところもありましたが、なんとか完成✨


その後は、特別何をするわけでもなく、ただ静かな時間を一緒に過ごしました。


そして翌日の深夜。
正確には翌々日の0時を回った頃、病院から電話がありました。


「呼吸が止まっています。死亡確認のため来てください」


さすがに1人では不安で、姪っ子さんと姉に連絡を取り、一緒に来てもらいました。


頼れる人がいるって、本当にありがたい💛


死亡確認のあと、体を拭き、髪を洗っていただき、綺麗にメイクもしてもらいました。


そして、ほどなくして葬儀社の方がお迎えに来られました。


当初は、火葬までの間、お別れをしたい方がいつでも会えるようにした「1日葬」のような形を考えていましたが、姪っ子さんがお経を頼みたいとの希望があり、結果、一般的な家族葬に変更となりました。


親しかった人たちの気持ちを大切にしたいと思い、その想いを優先することに。


それにしても、お寺の和尚さんが本当に熱心な方で…。


ご遺体が搬送された時から、お通夜、葬儀、そして最後は火葬場まで来てくださり、心のこもったお経や説法をしてくださいました。


その姿には、とても心を打たれました。


私は個人的に、従来の形式のお葬式ではなく、「お別れ会」のような自由な形でもいいのかもしれない。
戒名や仏壇、お墓も、絶対に必要というわけではないのかもしれない。


そんな風に考えていました。


けれど、実際には「残された人が、故人をどう想うか」が何より大切なのだと感じました。


親戚付き合いも多い方ではなく、普段は1人で過ごすことが多かった義母。


それでも、姪っ子ちゃんや甥っ子ちゃんたちが集まり、


「小さい頃、お世話になったから」


と、別れを悲しみながら温かく見送っている姿を見て、


「あぁ、愛されていたんだなぁ」


と感じました。


ステージ4の口腔がんが発覚してから、約4ヶ月。


無事に義母を見送ることができました。


この体験を通して、本当にたくさんのことを感じ、考えさせられました。


一言では言い表せませんが、とても貴重な時間だったと思います。


そして、この経験を、今後の活動にも役立てていけたらと思っています。