裏金事件   | nogaのブログ

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我々日本人の意識改革を目指しています。

> 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関連し、安倍派の幹部ら39人が党内処分を受けた。   

>いまだに安倍派の還流(キックバック)が始まった経緯など実態は明らかになっておらず、有権者からは「説明責任を果たしていない」「正直に話してほしい」といった声が聞かれた。   

 

彼らは意思決定 (理性判断) をしたのではなく恣意決定 (盲目の判断) をしたのでしょう。ですから彼らにはリーズン(理性・理由・適当)が無く説明責任を果たすことができないでしょう。   

 

> 「裏金問題は残念だし、許されない」。  

 

そうですね。裏金問題は派閥次元を超えて存在していますね。   

 

>安倍派座長だった塩谷立元文部科学相が離党勧告を受け、地元・浜松市の市民団体代表の男性(85)はこう憤った。   

>政治倫理審査会でのやりとりを経てもパーティー券収入の還流の詳細は不明のままで「裏金還流を誰が継続したのか、みんなぼかしている。   

 

日本人には意思が無い。意思の無い人間には責任もない。だから、日本人が責任者を追及することは難しい。   

たとえば、

【英対する開戦の詔勅】

洵ニ已ムヲ得サルモノアリ豈朕カ志ナラムヤ

まことにやむをえざるものあり。あにちんがこころざしならんや。

開戦はまことにやむをえないことで、私の本意ではない。

 

一体誰の本意で我が国の意思決定が為されたのでしょうか。   

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’  (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて )   

 

>塩谷さんは安倍派の座長までやった人。   

>知っていることを正直に話してほしかった」と語った。   

 

そうですね。正直は最善の方策。Honesty is the best policy.      

 

> 浜松市のカメラマンの男性(47)は「政治に金がかかるのは仕方ない面もあると思うが、自民党の処分は世代交代のいいチャンスかもしれない」と話した。   

> 安倍派参院トップだった世耕弘成前党参院幹事長も離党勧告を受けた。   

>地元・和歌山県の自民県議は「党が立ち直るまで時間がかかるだろう。   

>大きなマイナスだ」と肩を落とした。   

>同県南部を地盤とする二階俊博元幹事長は次期衆院選への不出馬を表明して処分を免れており、世耕氏に近い別の県議は「二階さんに先手を打たれた。   

>政局における嗅覚の差を見せつけられた」と嘆いた。   

> 同県串本町の会社社長、鈴木良平さん(75)は「世耕氏なりに裏金事件に対応したと思うが、周囲の理解は得られなかったのだろう。   

>県内政治や時代の流れが変わったと感じる」と話した。   

 

そうですね。変革の必要性は自民党だけの問題ではないですね。我が国民はノンポリ・政治音痴ではいられない。     

 

>世耕氏が理事長を務める近畿大(東大阪市)の関係者からは批判の声が上がり、文芸学部の藤巻和宏教授は「説明責任を果たしておらず、教育者にふさわしくない。   

>理事長を辞任すべきだ」と求めた。   

> 安倍派の事務総長を務めた西村康稔前経済産業相は党員資格停止1年の処分に。   

>地元・兵庫県明石市の女性会社員(30)は「今の政治家には全く期待していない。   

>潔く引退して若い世代に交代してほしい」と話した。   

 

そうですね。   

日本語の文法には時制がない。   

ですから日本人は過去・現在・未来の三世界の内容を語ることはできない。つまり日本人は世界観 (world view) を持っていない。

政治には未来の先取りが必要である。他人の受け売りとその後追いばかりに終始していたのでは立つ瀬がない。      

この国には何でもあるが、ただ夢と希望だけがない。未来の無い若者は残酷である。彼らの投票率は上がらない。      

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。能率の良い言語の習得には音読が欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)            

 

>処分期間中は選挙で党の公認を得られなくなる。   

 

そうですね。議会の浄化が進むでしょうね。   

 

>後援会幹部の男性は「看板(公認)もカネ(活動費)もなくなれば、後援会の動きも鈍くなる。   

>選挙戦の相手次第では厳しい戦いを迫られるだろう」と懸念した。   

> 政治資金収支報告書の不記載が2728万円に上った萩生田光一前政調会長は党役職停止1年となり、同じく安倍派「5人衆」の世耕氏や西村氏よりも軽い処分になった。   

>地元・東京都八王子市の元自民市議は「(座長や事務総長といった)派閥の相応の役職をやっていたわけでないからだろう」と処分に理解を示し、「裏金問題の風当たりは今もあり、次の総選挙に影響が出るかもしれない」と語った。   

 

選挙で浄化が進むことを期待しますね。   

 

>一方、数十年党員だった80代男性は「党で政調会長もした立場で不記載額も多く、(処分は)甘い」と厳しい目を向けた。   

 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)     

 

>【山田英之、松田学、露木陽介、入江直樹、野倉恵】