谷口たかひさ氏   | nogaのブログ

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我々日本人の意識改革を目指しています。

>ヨーロッパでは週休3日以上の制度を導入する国がいくつか出てきています。   

>日本ではなかなか実現しにくそうなことですが、それは突然得られた「結果」ではありません。   

>お金や教育、家事などの身近なことから、政治や環境問題などのグローバルなジャンルにおいて、「日本において常識とは考えられていないこと」が、実は「世界の常識となっていること」は意外と少なくありません。   

>それを知れば日本人の根底にある「価値観の選択肢」を増やすことにつながるはずです。   

>ドイツ在住の日本人実業家であり、世界に精通する人気インスタグラマー、谷口 たかひさが48例に及ぶ世界のシン常識をまとめた初の著書『シン・スタンダード』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成してお届けします。   

>ベルギーの週休3日制、雇用主の責任   

>ベルギーでは2022年半ばに、労働者に週休3日制が認められた。   

>労働者が希望すれば、同じ給与で週休3日取れるようになった。   

>「ストレスなどの問題に対応しながら、生産的で持続可能な経済を目指す」と首相は述べている。   

>なお、合計の労働時間を変えずに週休3日取る形にするため、希望する場合は110時間まで働けることになる(現在は8時間まで)。   

>また、ある週に多く働く代わりに、他の週の労働時間を少なくするなど、できるだけ労働者が柔軟な働き方を実現できるようにしていく方針だ。   

>雇用主はこれを認めない場合、その理由を書面で説明することが義務づけられるという。   

>ベルギーはまた、従業員に以下の権利を持たせるという。   

>「勤務時間外は上司のメッセージに反応しなくていい」

>ベルギーは2021年末に714%だった就業率を、2030年には80%に引き上げることを目指している。   

>雇用主からの不当な扱いに従う意味   

>では、他の国々の近年の働き方改革に関する動きはどうだろうか。   

>・アイスランド:2015年から試験的に週休3日制を導入。   

>結果は「圧倒的な成功」だったと評価されてる。   

>・スペイン:給与はそのままで週休4日にする計画を発表。   

>・スコットランド:給与はそのままで週休3日にする計画を発表。   

>・アメリカ:「各国の政府や企業の取り組みで、病欠の減少が確認されたほか、従業員の士気向上、育児費の削減がみられた」として、2021年、標準労働時間を週40時間から32時間に短縮する法案が提出された。   

>・イギリス:オックスフォード大学の研究機関が協力する団体の試験的な取り組みに各国政府に加え、多国籍企業など数十の企業が参加し、現在2000人の労働者が給与はそのままで週休3日制で働いている。   

>さて、僕がこのトピックで触れたいのは、「だから日本人はもっと休んだほうがいい」ということではない。   

>伝えたいのは、これらの「結果」は、ある日突然得られたものではないということだ。   

>もっと言えば、その国の労働者の人たちがこれまでに行ってきた、投票や主張といった、不断の努力によって勝ち取った部分が大きいと言えるのだ。   

 

そうですね。   

だが、日本人には意思が無い。  

意思のあるところに方法がある。Where there’s a willthere’s a way.  

 

【英対する開戦の詔勅】

洵ニ已ムヲ得サルモノアリ豈朕カ志ナラムヤ

まことにやむをえざるものあり。あにちんがこころざしならんや。

開戦はまことにやむをえないことで、私の本意ではない。

 

一体誰の本意で我が国の意思決定が為されたのでしょうか。   

 

>自分がフィンランドにいた時に、フィンランドの人に言われた言葉が今でも強烈に頭に残っている。   

>「自分が雇用主から不当な扱いを受けた時には、断固として従ってはいけません。   

>それはあなただけではなく、あなたの後ろにいる全ての労働者を守ることになるからです」   

 

そうですね。それはあなたが唱導者なることですね。  

過去の内容は変えることができないが、未来の内容は変えることができる。それには未来の内容を自己の意思として示すことが必要である。しかし、それには無為無策でその日暮らしをしている日本人には望み無しである。

日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文の内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。 つまり、無心である。ものを言ってもそれが行動には繋がらない。だから、結果的に ‘うそぶく’ 人ということになる。これが、相手に不信の念をいだかせる。考えがあり、その実現に強い意思を示すという手順がわが国には存在しない。    

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がないので仕方なく無為無策でいる。それで、おとなしい。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。困った時には '他力本願・神頼み' になる。生きる力 (vitality) が不足している。だから戦時中は、玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)     

どうやら 我々は '指示待ち人間' として育成されていたようです。このやりかたに習熟すると、他人の受け売りと後追いの専門家になりますね。我が道を行く人にはなりませんね。未来を先取りしないから他人を唱道する人にはなれません。