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今日のテーマは「オリンピック新競技「スカッシュ」 その2」
前回はスカッシュについて触れました。
スカッシュの歴史としては、18世紀にロンドンの刑務所内で、主に政治犯がラケットでボールを壁に打ちつけたラケットボールが発祥とされています。
その後、19世紀半ばにゴム素材の進化とともに英国の男子寄宿学校の生徒および卒業生の間で競技が広まり、世界的には、かつてイギリス帝国の植民地支配にあった国々で盛んとなっていった経緯があります。
現在では強豪国エジプトをはじめ、南アフリカ、オーストラリア、インド、マレーシア、パキスタン、香港、コロンビア、チリなど世界185カ国で約2千万人がプレーしています。
日本では、1927年にイギリス大使館にスカッシュコートが出来たのが始まりで、ごく一部の上流階級が楽しむ程度でしたが、一般に広まったのは、70年に横浜にスカッシュクラブが誕生し、翌71年に現・日本スカッシュ協会が設立された頃から。
そして80年代後半のフィットネスクラブ発展とともに競技人口が拡大。
現在では、男女を問わず、子どもからお年寄りまで老若男女に愛され、競技人口は推定10万人、愛好者まで含めると30万人とされています。
全国に300コート近く存在し、毎週全国どこかで様々なスカッシュ大会が開催されているスカッシュ。
加速度的に人気が上がっていきそうです。
ほはば飯塚