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今日のテーマは「近畿圏 百貨店売上高」
日本百貨店協会が2023年11月に発表した、2023年10月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比6.1%増の約4531億3900万円と20カ月連続で増加しました。
気温が高く推移し、秋冬物の衣料品などの動きは鈍かったものの、インバウンドによる売上高が383億円と、2014年10月の調査開始以来の最高額を更新。
引き続き活況なインバウンド消費が全体を押し上げました。
地区別でみると、大阪地区は前年同月比14.8%増、京都地区も同16.6%増と、それぞれ25か月連続で増加。
神戸地区も同10.9%増で20カ月連続の増加となり、京阪神地区は前年同月比2ケタ増で全国平均を上回りました。
「身のまわり品」や「化粧品」などが全国を大きく上回る水準で推移し、いずれの地区も1割以上の伸び率を記録。
他方、10都市以外の近畿地区は同0.1%増の約159億6800万円と、4カ月連続で増加しました。
なお、コロナ禍前の2019年10月との比較では、大阪地区が27.9%増、京都地区が29.7%増、神戸地区が25.6%増、10都市以外の近畿地区が0.8%減。
消費税率引き上げによる消費の冷え込みの影響はあるものの、都市部を中心にコロナ禍前を大きく上回る売り上げとなりました。
近畿圏、好調です。
ほはば飯塚