第九百三十六回 税理士業務を考えるブログ~北海道栗山町「ファブラボ栗山」 その1~ | ほはば こんな会社です!

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今日のテーマは「北海道栗山町「ファブラボ栗山」 その1」

北海道栗山町。
こちらでは、ものづくりを通じた交流施設「ファブラボ栗山」を基点に、生産年齢人口の減少に歯止めをかけ将来の移住・定住化につなげるべく関係人口の創出・拡大を目指す取り組みを行っています。
 

栗山町は人口1万940人。
北海道の道央圏に位置し、札幌市や新千歳空港、苫小牧港からそれぞれ車で約1時間の立地。
 

人口のピークは1963年の2万4500人で、炭鉱の発展とともに増加しましたが、1965年以降、産業構造の変化等により農業人口の流出や炭鉱の閉山などで、人口が減少。
 

若年層の都市圏への流出も目立つようになり、少子高齢化と相まって生産年齢人口が減少しています。
 

この状況に歯止めをかけるべく、2017年度よりシティプロモーション事業に着手し、「くりエイトするまち栗山町」の合言葉のもと、将来の移住・定住化につなげるため関係人口の創出・拡大や賑わいづくりなどに力を入れてきました。
 

その一つとして、ものづくりを通じて課題発見・解決スキルや創造性を育む人材の育成・支援を目的に、誰もがチャレンジできる環境や交流の場 「ファブラボ栗山」を開設。
 

2019年10月からファブラボ栗山の運営支援員として地域おこし協力隊2名を採用。
 

先進事例である「ファブラボ鎌倉」に研修のため1年間派遣し、地域とデジタルファブリケーションを掛け合わせて自分たちが持つ課題をどのように解決できるかを学びました。
 

協力隊の任期中に会社を設立、任期終了後もファブラボ栗山の運営を町から受託して主体的に関わっています。
 

栗山町としては、これまでの個人レベルのものづくりから、プロジェクト等を通じて自身の活動の裾野を広げ、家族や隣近所に関わる課題、将来的には自らの手で地域が抱える課題を解決する担い手へと成長していくことを目指しています。
 

地域内で活動・活躍する担い手が増えることで、地域資源の活用をはじめ、福祉や防災など自治体が抱える様々な課題に対しても、自分事として考え取り組み、そして町内外の人との交流を通じてさらに次の展開や大きな事業への発展などにより、まち全体の活性化を図っていくことを狙いとしています。
 

次回は、活用事例について。
ほはば飯塚