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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「ダイヤモンドフェア2021開催 その2」
前回に続いて、ダイアモンドフェアのエリア2について。
エリア2では、エリア1で掲げた未来のあり方、同社の使命などを踏まえたうえで、小売業者に対しての売り場を提案。
「加工食品」 「デリカ」 「低温」「菓子」「酒類」の五つに分け、今すぐ取り組める具体的な企画が紹介されました。
それぞれ食品メーカー各社とのコラボブースを設置し、各食品メーカーの担当者も来場して試食も交えながら、自社製品の使い方や特徴などを各小売業者に説明。
健康や環境へ焦点を当てた展示も多く、植物由来原料から作られた食品「プラントベースフード」に注目が集まっていました。
同時に、廃プラなど環境配慮型のパッケージへの小売業者の関心の高さも伺えました。
コロナ禍によりおうち時間が増え、自宅で食事をする機会が増えたため、そこに訴求した展示も多く見られました。
なかでも、外食や旅行に行く機会が減少した今、「デリカ」こそ消費者から求められているとして、様々な提案を展開。
例えば、国内の様々な地域の料理から世界各国の料理などフェア商品のサンプル展示が見られました。
三菱食品ではトレンド情報を収集分析し、定期的に発信も行っています。
20年はフルーツサンド、21年はマリトッツォがブームとなりましたが、そんな同社が次に来るトレンドベーカリーを分析し、4種類の候補をあげていました。
フランス・アメリカ発祥の伝統揚げパン 「ベニエ」、イタリア・ナポリ地方の名物焼き菓子 「スフォリアテッラ」、アメリカ生まれのドーナツバーガー 「ルーサーバーガー」、中東・アルメニア発祥の平焼き食事パン 「ラバシユ」が候補。
バイヤー向けのアンケートでもトレンドの先取りができていないとの意見が多いこともあり、注目が集まっていました。
次回はエリア2の後半とエリア3についてです。
ほはば飯塚