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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「豪華バス競争」
東京ー大阪間は東海道新幹線のぞみが1時間に最大片道10本も運転されている世界有数の移動地帯。
夜間移動の手段として走る夜行高速バスも増え、サービス合戦の様相となっています。
以前の、夜行バスは安いのが取り柄、というだけではなく、ビジネス需要も狙っての高級志向も充実してきています。
両備バスと関東バスの共同運行で、わずか11席という日本初となる全席完全個室の夜行バス「ドリームスリーパー」が話題となりました。
ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスの共同運行で、独立2列席と3列席が選べる計18席の「ドリームルリエ」も運行しています。
快適な座席で定評のあるWILLERも、独立3列席の「Luxia」を運行。
さらに独立2列席車の「COCOON」も運行する中、3列席車の「ReBorn」を投入しました。
高級路線では独立2列席が増えている中、ReBornは3列席ながらも、一人分ずつ独立したシェル型シートが並んでいます。
電動ゆりかご機能もあり、全席下部を利用したフットレストを利用すると一人分の空間が意外に広いそうです。
独立2列席のCOCOONが19席なのに対して、独立3列席のReBornは18席と1席少なくなっているのも、2列席よりも快適な空間を提供するためとわかります。
WILLERの主要顧客は10代から20代ですが、ReBornは30代が多いとのこと。
ビジネス客を想定していたので、実際年齢層が高いのは戦略通り。
今後も安さだけではない付加価値提供によって拡大する可能性がある夜行バス。
他の地域間移動にも拡大しそうです。
ほはば飯塚