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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「おおさか東線の開業その1」
新幹線が止まる新大阪駅が始発で、奈良まで直通電車が走るおおさか東線が新たに開通しました。
2008年に途中の放出(はなてん)駅までは先行開業していましたが、2019年3月16日に新大阪駅までが全線開業。
これまで新幹線を降りてから奈良に行くには、一駅先の大阪駅へ行き、大和路快速に乗り換える必要がありましたが、その必要がなくなりました。
とは言いながら、新大阪と奈良を最短で結ぶ直通快速は本数が少なく、今後の利用者増に応じて本数増が検討される様子。
観光庁の推計によると、奈良県の外国人訪問客数は2012年の28万5千人から2017年には209万人に急増。
インバウンドのリピーターが、京都大阪に飽き足らず新たな訪問先として奈良を訪れているようです。
そんな奈良の課題は観光客の宿泊者の少なさと滞在時間の短さ。
すでにJR西日本は老舗ホテルの奈良ホテルを2018年8月に完全子会社化。
また、JR西日本出資企業が奈良市内の老舗酒蔵を改装したホテルを11月に開業するなど宿泊需要開拓に力を入れています。
新線開業をてこに、地域全体で滞在時間を伸ばすための魅力向上が進んで、さらに訪日観光客を取り込んで行くことが日本人の観光客増にも繋がります。
今後の奈良に期待です。
ほはば飯塚