第三百七十五回 税理士業務を考えるブログ~car2go その2~ | ほはば こんな会社です!

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今日のテーマは「car2go その2」

決められたエリア内であればどこでも乗り捨てが可能なcar2go。

ドイツなど海外の事例です。

これが導入された効果として、第三者機関であるカリフォルニア大学バークレー校のスーザン・シャヒーン氏による研究結果が出ています。

まず、月一回以上car2goを利用する人のうち、自家用車を売却した人が2~5%。
それとは別に自家用車の購入を見送った人が7~10%。
乗り捨て型のシェアサービスによって、シェアカー1台につき路上を走る車を7~11台減らしたことになります。

次に、他の交通機関の使い方の変化があります。
公共交通機関の利用が減ったと答えた人の方が、増えたと答えた人よりも多かったですが、タクシーについては減ったと答えた人が多いです。
また、徒歩は増えたと答えた人の方が多くなりました。

走行距離を見ると、car2goの利用で増えた分よりも、car2goで自家用車を売却や購入見送りによって削減された分の方が大きいです。
各都市で965万km~1931万kmの削減になっています。

最後に、排気ガスの削減量は2200~4200トン、car2goを利用している家庭ではマイナス4~18%になります。

car2goも、ここにくるまで10年間かかっています。

すべての都市がベルリンのような乗り捨て型というわけではなく、専用の無料パーキングを設置する都市や、環境対策の一環でEVのみを提供している都市など、行政ルールに従って展開しています。

ダイムラーはこの他、次なるモビリティサービスを実験中。
次回はその「マイクロ・トランジット」についてご紹介します。

ほはば飯塚