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ほはばが業界の方に続いて一般企業の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「マクドナルドの次の戦略」
2014年に起こった品質問題などから長らく経営不振に陥っていたマクドナルド。
問題発覚前の売上高をついに120億円近く上回り、V字回復を果たしました。
深刻な客離れを、品質管理の徹底や店舗の大規模改装などによって回復させたカサノバCEO。
次の成長のカギを握るのが、沖縄県の30店舗で試験導入している「未来型店舗」。
狙いはサービス水準のワンランクアップ。
特徴は3つ。
1つは、専用アプリでスマホから事前注文、カード決済をする仕組み。
来店時には注文の列に並ばず商品を受け取れます。
2つ目は、接客専門スタッフの「ゲストエクスペリエンスリーダー」を配置すること。
メニューの選び方の相談や空いている席の案内などをします。
最後が「テーブルデリバリー」。
商品は顧客が席に運ぶのが当たり前ですが、新型店では注文番号を持って着席して待っていれば店員が商品を持ってきてくれます。
2019年中に、国内2900店舗の半数を未来型店舗へ切り替える計画。
消費増税を乗り切り、次の成長を果たすことができるか。
興味深い取り組みです。
ほはば飯塚