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今日のテーマは「サイクリング王国わかやま その１」
近年のサイクリングブーム、衰える様子を見せません。
サイクリングというと、大阪府堺市が自転車の街としての街づくりを進めていたり、しまなみ海道のルートが人気だったり、といった地域が思い浮かぶのですが、和歌山も有名どころのようです。
県内のサイクリング周遊ルートは８００キロにも及んでいて、「ＷＡＫＡＹＡＭＡ８００」という愛称で国内外に情報発信されています。
毎年３月には１，０００人規模のイベント「わかやまサイクリングフェスタ」が行われ、レベルに応じたコースが用意。
世界遺産である高野山をめぐるコースはかなりハードで、ヒルクライム好きな人に人気だったり、初級向けとしては和歌山の特産品を満喫するグルメコースがあったり、幅広く参加できるようになっています。
募集期間を残して定員に達してしまうコースもあるなど、人気が出てきています。
県の南部では、「ライドオンすなみ」というサイクリングイベントが開催。
豊かな自然とともに、特産品を使ったおもてなしで人気となっています。
和歌山県としては、サイクリングを地域観光のきっかけにしてもらって、おいしいものを堪能しに来てもらえれば県が目指す地域振興に繋がっていくので、今後も力を入れていく様子。
次回は、このような取り組みを支えるサイクリング環境について見ていきたいと思います。
ほはば飯塚