業界を良くするために
世の中をよくするために
まずはほはばが同じ業界の方々からも学ばせてもらおう!というブログ。
今日のテーマは「会計ベンダーと装置産業」
会計ベンダー、ひらたく言うと会計ソフトをつくってる会社ですが、
昔からある会社は、資本金が30億とか50億とかの規模があります。
そのソフトやシステムを拡販して、法改正に合わせて修正して、
会計事務所のネットワーク構築も請け負って、会社の事情に合わせて
カスタマイズをする、といった会社です。
一方、最近のクラウド型の会計ソフトをつくっている会社も、
増資に増資を重ねて、最近は10億とか50億とか資本金を積んでいます。
クラウドなのでひとつのシステムを運用して、営業コストは比較的少なく、
システム構築に重点的にコストを掛けるタイプの会社です。
会計ベンダーは、一般的な装置産業ほどではないものの
各種の参入障壁があります。
そして、一度構築したシステムが活用できる期間は、法改正までと時間が
限られています。会計はほば変化ありませんが、給与や税務は
細かいメンテナンスが必要です。
また、昔からの会社はシステムを売っているので利用者から見ると
とても高いです。
その点、クラウド型はリーズナブルかつ従量制なので取り組みやすいです。
印刷業界では、印刷機を持っている会社とクラウド会社が結び付いて
独特のサービスを展開していますが、
会計業界では、真っ向勝負、といった様相です。
ほはば飯塚