コンビニでも、ファミリーレストランでもいいが、店員の接客方法に文句、注文を付ける人間はよくいる。
以前、俺は、こんな記事を書いた。「バイキング」梅沢冨美男への苦言http://ameblo.jp/hoh-rann/entry-12153017116.html
彼らは、マニュアル通りに接客されるのが気に入らないと言った。
しかし、実際に接客業についてみればわかるが、
マニュアル通りにやらないとキレる客もいる。
このあたりのことを、梅沢冨美男と坂上忍はわかっていないようだ。
接客業をやっていると、こういうことはよくある。
俺も以前、(小売業だが)接客をする仕事をしていた。
いるのだ。
ある接客法をして喜ばれたと思いきや、その方法でキレる客が。
何せ、笑顔であいさつしただけで「何を笑ってるんだお前は―!」とキレた客もいたぐらいだ。
こういうことを、店員となったことがない人間にはわからないらしい。
「世の中にはいろいろな人間がいる。」
たったこれだけの話だが、たったこれだけがなかなか理解されないものである。
というわけで、店のサービスや接客に文句がある人は、店側に文句を言うよりも、
自分にとってうれしいサービスでキレる客に、文句を言ったほうがいい(逆でもいい)。
それを店側に言ったところで、また別の客に180度違う文句を言われておしまいだ。それどころか、萎縮して、奇妙な接客マニュアルができかねない。
それならば、客同士で「どんなサービスが最高か?」というのを真剣に話し合い、反対派をつぶした方がよほど効果的というものだ。
さあ!今すぐ各コンビニやファミレス、ファーストフード店を回りお互いにとっての反対派をあぶり出し、争い、殺しあえ!
勝利した暁には、自分たちが望むサービスばかりの店という楽園にたどり着けるだろう。
「お客様は神様だ」というなら、この戦争は、「現世で本当に起こった神々の戦争」として、未来永劫語り継がれるだろう。
歴史に名を遺すチャンスだ。
まあ、がんばって。
念押しで言っておくと、「『どっちのサービスがいいと思うかは、考え方次第』というレベルの問題なら、店員ではなく客に文句を言ったほうがいい。」