清河八郎書状 | 土方歳三資料館日記 (Hijikata Toshizo Museum Blog)

土方歳三資料館日記 (Hijikata Toshizo Museum Blog)

土方歳三の生家跡に設けられた資料館にて運営に携わる子孫の綴る日記。

一昨年にお話を頂き、

ゆかりの場所で末永く保存されればとお譲りいただいた

清河八郎の書状があります。


昨年夏より、

日野の古文書を読む会研究部会や

書家の先生のご協力を得て解読を進めてまいりましたが、

3月4日(日)の開館日より、資料館で展示する予定です。


清河八郎の多摩の豪農とのつながりや、

何がしかの計画の連絡(外国人居留地焼き討ち事件?)

とも取れるような内容もあり、

登場する人名に関してや背景に関しても

折を見て調べてきたのですが、


展示公開されることにより、

より多くの情報を集められることを期待しております。


今回は、ご希望のかたには

キャプションと同じ解読文をお譲りする予定で

ご用意しておりますので、

ご来館の際にお申し出になってください。


清河八郎といえば、

新選組のきっかけを作った方ですね。


歳三さんも清河さんによって運命を変えられた、

というか、新選組幹部は皆そうですよね。


そう考えると、一字一句大切に理解したい

という感慨が沸いてきます。



当館の展示品はほぼ、

土方家が幕末当時から保存してきた縁の品であり、

専門家の方々が沢山の知識と予算をもって

収集した博物館のコレクションには

到底足元にも及びません。


でも、一つ一つが歳三さんや土方家、

又新選組のふるさと日野から授かった大切なものであり、

ここ歳三の生家にて展示・保存していくことに

ひとつの意義があるのではないかと考えています。


そんな場所に縁あって仲間入りした

新選組を作るきっかけともなった人物の書状です。


歳三さんが呼び寄せてくれたご縁かな、とも思います。


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