土方歳三資料館日記 (Hijikata Toshizo Museum Blog)

土方歳三資料館日記 (Hijikata Toshizo Museum Blog)

土方歳三の生家跡に設けられた資料館にて運営に携わる子孫の綴る日記。

「土方歳三資料館図録」発売中!
図録表紙

今年は、土方歳三没後150年の節目の年でした。

 

歳三から六代目にあたる私にとり、きっと人生最初で最後であろう大きな節目の年でした。一年振り返ってみたいと思います。

 

今年は地元・日野市が「土方歳三没後150年」を謳ってくださり、年明けから駅や街中は歳三さんでいっぱい爆  笑爆  笑爆  笑

 

高幡不動駅前キラキラ

 

日野市役所キラキラいたる所に歳三さんがキラキラ

 

歳三タクシーも出現爆  笑皆さんは乗られましたか?

 

3月には、桜満開の京都で、よみうりカルチャー様のツアーを企画させていただきましたキラキラ

井上源三郎と鳥羽伏見の戦いの跡を辿る旅キラキラ

 

歳三さんたちが初めて容保公の前で御前稽古を披露した、黒谷金戒光明寺さまの庭で。木村先生と井上源三郎資料館長様とキラキラ

 

 

 

そして、4〜6月には日野市立新選組のふるさと歴史館にて「土方歳三特別展」を開催してくださいましたキラキラ

新選組展示は数多くあれども、「土方歳三」に振り切った展示は史上初キラキラ開館以来、最多の来館者数の展示だったそうですキラキラ

全国から「土方歳三」を切り口とした史料が集められ、見応えがありました。会期中には、「子孫が語る展示解説」イベントも担当させていただき、良い思い出になりました照れ

 

 

 

土方歳三資料館での春の刀身公開

 

毎回大人気の日本刀講座「11代兼定をもっと知ろう!」キラキラ

当館ならではのコンセプトですキラキラ

今回もたくさんの方にじっくりしっかり日本刀の世界に触れていただきましたキラキラ

充実した内容の講座を毎年続けてくださる研師・苅田直治、直樹先生に感謝ですキラキラ

 

第8回石田散薬体験会キラキラ

こちらは、日野宿本陣文書検討会の有志の皆様により続けていただいていて、毎年大人気キラキラ

ここ数年は日本全国のみならず、海外から薬研ゴリゴリ体験にいらっしゃる方も増えましたキラキラ

マイ石田散薬できた〜ラブラブチューラブラブ

 

今年はなんと、ミスター土方、井上源三郎、沖田総司の「新選組日野チーム」の皆さんのサポートつきというサプライズありキラキラ

決めポーーーーーーーーーズ!!!!!!!!!!

 

5月5日歳三さんの「伝184回目お誕生日」には、ピースメーカーやゴールデンカムイで土方歳三役を演じられた中田譲治様がご来館くださいましたキラキラ

 

5月11日の没後150年命日には、

元祖「燃えよ剣」歳三役の栗塚旭様キラキラ

 

 

松本零士先生もお焼香に訪れてくださいましたキラキラ

松本先生「私、新選組が本当大好きでねえ」って熱く語ってくださり…キラキラ

お早い回復をお祈りしていますキラキラ

 

歳三さんのお墓も、命日前後には石田寺さまのご厚意にてお焼香台を設けていただきキラキラ

 

 

命日の後には、墓石がお花に埋もれていましたキラキラ

たくさんの方のお参り、ありがとうございますキラキラ

歳三さん、皆さんに偲んでいただけて良かったねウインク

 

命日の週末にはひの新選組まつりも盛大に行われましたキラキラ

(写真は、今年から代々のミスター土方に引き継がれることになった令和新刀兼定の返還式)

なんと、写真左のお奉行様が作製しましたキラキラ

ダヴィンチなみに多才なお奉行様キラキラ

兼定が生家に還ってくるのを見届けに、たくさんの方が資料館前に集まってくれましたキラキラ

ヒジカタ君も、ショップを出してくれましたキラキラ

毎年爆発人気のショップ !!

ありがとう〜ラブラブ

可愛いうちわも見せてくれたラブラブかわゆい照れ

 

今年は講演も各地で毎月のようにさせていただきましたキラキラ

 

特に思い出に残っているのが、ふるさと歴史館館長様との対談。

確か史跡巡りの締めに、2時間ぶっ続けでご参加者の質問に応え続けるガーンという無謀ともいえる企画で、震えながら務めましたがアセアセ実はやってみると、色々じっくりお話できてすごく楽しかったですキラキラ照れキラキラ

 

各地での法要も、可能な限り参列させていただきました。

3月山南忌、5月歳三忌、そして毎年6月25日に執り行われる碧血会慰霊祭キラキラ

 

旧幕府軍戦没者の慰霊に尽力された榎本武揚の玄孫にあたられる榎本様とキラキラ

 

9月には、北海道松前町に、「戊辰・己巳の役旧幕府軍戦没者 合同慰霊碑」が建碑され、除幕式に参列させていただきました。

 

記念講演「土方歳三と箱館戦争」では、松前の皆さまが、侵略された側にも関わらず、旧幕府軍戦没者が墓所もなく土饅頭に埋葬されていることを悼み、節目の年に敵味方なく供養しようと建碑くださったお気持ちに感謝しながらお話しさせていただきましたキラキラ

 

そして、10月には歳三の足跡を追う箱館戦争ツアーを開催キラキラ

歳三さんの蝦夷地上陸鷲の木から始まり、本当に歳三さんの足跡通りに松前〜江差〜二股口〜箱館各所と訪ね、ご参加の皆様と最高に濃い時を過ごしましたキラキラ照れキラキラ

その道50年のハンターさんと訪ねた二股口でキラキラ

 

 

 

10月には函館の龍馬祭にパネリストや坂本龍馬記念館館長様との館長対談などで、参加させていただきました。

坂本龍馬ご子孫坂本様と龍馬像とキラキラ(ヒジカタ君もいるから探してみてねウインク

 

 

 

また、秋からは、旅行読売にて「歳三子孫の幕末めぐり愛」というコラムの連載もさせていただくことになり、毎月楽しみながら原稿を書かせていただいていますキラキラ

もともと旅好き、史跡巡り大好きラブラブなので、毎月掲載誌の特集を読むのも楽しみキラキラ

こちらの連載は、2020年もしばらく続く予定ですので、本屋さんで見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいねキラキラ

 

 

 

11月には秋の刀身公開も無事終わり…キラキラ

(基本的に、和泉守兼定刀身公開は、年に一度歳三さんの命日5月11日前後と決めています。

しかしながら、「もう少しじっくりゆっくり見たい」というお声にお応えして、ここ数年秋もミニ公開をしてきました。来年はどうしようかな…)

 

 

「節目の年だから、きちんと記事にしておこう」と振り返り始めたら、今年は色々ありすぎて、かなり長い記事になりましたアセアセ

 

土方歳三没後150年の年にご来館くださいました皆様キラキラ

お気持ちを寄せてくださった全ての皆様キラキラ

そして資料館を応援してくださる皆様といつも支えてくださるスタッフのみんなキラキラ

 

皆様のおかげで、土方歳三資料館は、怒涛の没後150年を無事乗り切ることができました!

たくさんの方に偲んでいただき、歳三さんの何よりの供養になった一年だったと、改めて感謝申し上げますキラキラ星キラキラ

 

 

ありがとうございましたキラキラ

 

そして良いお年をお迎えくださいませ照れ照れ照れ

 

 

 

 

 

 

星2020年お知らせ星

星1月12日に井上源三郎資料館で講演をします!

 あまり語られない、井上源三郎と歳三のふか〜い関係について、地元史料などからお話ししますキラキラ後半は館長対談キラキラ

申し込み詳細は下矢印

https://twitter.com/inouegenchan/status/1207619480651620353

 

星3月6、7日「新選組子孫と過ごす夢の京都」!

幕末以来史上初、かなり奇跡的な内容ですキラキラ

1月14日まで申込み受付中キラキラ

詳細は、よみうりカルチャー柏さまHP下矢印

https://www.ync.ne.jp/kashiwa/2019/12/5.php

 

星土方歳三佩刀・和泉守兼定刀身公開は、4月5日〜5月17日を予定!

 

星第9回石田散薬体験会は、4月29日(水・祝)を予定!

 

星第23回ひの新選組まつりは5月9、10日!

 今年もヒジカタくんショップが開設の予定〜キラキラ

 

星7月11日、東京オリンピック2020聖火ランナーとして、新選組のふるさと日野市を走りますキラキラふるさとに帰ってきたかったであろう歳三さんの想いも背負って走りたいと思いますキラキラ

 

 

来年も、土方歳三資料館をよろしくお願いいたします照れ照れ照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.11.20追記【募集締め切りました】

 

この度のスタッフ募集にたくさんのご応募をいただきましてありがとうございました。募集は11月19日到着分にて締め切らせていただきました。

 

 

この度、土方歳三資料館では受付のお手伝いをして下さるスタッフを募集します。

 





お願いする内容は受付係や、開館準備と片付けのお手伝い、記念品の販売、ご来館者への案内などなどです。

募集は若干名。

申し訳ありませんが、謝礼は薄謝で、交通費は出ません。


受付スタッフは各自の都合に合わせてシフトを組んでいます。
実際にお願いするのは2か月に一度くらいですが、特別開館のある時期(4、5月や夏、秋など)は1か月に2~4回程度お願いすることもあります。

(GW中の数日と5月第2週土日のひの新選組まつりの時期に都合がつかない方は、応募をご遠慮ください)

年に1〜2回スタッフ同士の懇親会も楽しく行っています(自由参加です)

 

 

土方ファミリーの一員として自覚を持ち、
新選組や土方歳三がお好きな人たちの集うこの場所で、
そうしたご来館者を温かくお迎えして下さるボランティア精神を持った方をのぞみます。

また、災害時などの対応も考えて、
三多摩など近隣にお住まいの方を優先します…。



ご応募くださる方は、土方歳三資料館Eメール

toshizo☆jcom.zaq.ne.jp
メールアドレスの☆部分を@に差し替えて、以下の事項を記載してお送り下さい。

☆お名前
☆ご住所

☆ご年齢
☆メールアドレス
☆携帯電話の番号
☆応募動機

こちらよりメールにてご連絡させて頂きます。
ただし、返信が3日以上たっても届かない時は、
資料館からのメールが迷惑メールフイルターなどにより
ブロックされてしまっている状態と考えられますので、再度メールにてご連絡下さい。


☆☆☆

以上です。
資料館の受付スタッフ、
もう長年お願いしているメンバーばかりですが、
やはり長い間には個人の事情も変わり…、
卒業される方がでましたので、こうして募集のお知らせをさせて頂きました。

スタッフメンバーとも新選組が好きな同士ですから、すぐに仲良くなれると思います。
一緒に楽しく開館して下さる方からのご応募

お待ちしています^^

☆☆☆

ツアー最終日の午後は、歳三さんの最後の日々を追って、

丁サ跡(歳三の滞在した宿)〜新選組屯所跡(旧称名寺跡・現在は弥生小学校)〜弁天台場跡〜一本木跡を巡りましたキラキラ

 

 

歳三は、5月11日、敵に囲まれ、孤立してしまった弁天台場にいる新選組隊士ら同胞を救わんがため、五稜郭を出発、千代ヶ岡陣屋にて隊を整え旧松川街道を一本木へと進めます。

 

「吾、この柵にありて退くものを斬る」

各地で同様に味方を鼓舞してきたように、歳三は一番後方に立ち、味方を進軍させます。

そして異国橋あたりまで先頭が押し入った頃、歳三は銃丸を受け、落命します。

 

その同じ時、弁天台場にて籠城していた新選組隊士・中島登は、のちに歳三の人物評を

「年ノ長スルニ従ヒ 温和ニシテ 人ノ帰スル事

赤子ノ母ヲ慕フカ如シ」

と記しています。

 

(称名寺 新選組隊士供養碑)

 

 

 

 

(弁天台場跡のモニュメント)

 

最後まで弁天台場で籠城したメンバー。

5月15日に弁天台場は降伏となりましたが、最後は「死人の肉、馬肉をも喰らい飢えを凌ぐ」ほどの壮絶な状況にあったといいます。

 

(弁天台場の礎石が使用された堤防へ)

 

 

(みんながしんみりとしている中、海外在住歴の長い姉は、一人イカ釣り漁船にアガってます爆  笑爆  笑爆  笑

きっとこの後たくさんのニューヨーカーが、このイカ釣り漁船フォトを目にするに違いないキラキラ

 

 

そして、戦死地一本木跡へと移動。

「土方歳三最期の地碑」では、一人一人お香を手向けて手を合わせました。

 

かたわらの「歳三桜」キラキラ

歳三の故郷・石田村の桜で、毎年5月11日の明日の頃には、美しい花を咲かせるそうですキラキラ

 

ここのモニュメントは歳三さん

史料には、安富才助が記した「歳三の戦士を伝える書状」も紹介され、土方歳三資料館も史料協力させていただいています。

 

「函館戦記」で歳三の最後を伝えた大野右仲さん。

 

この人物写真は、昨年の唐津での新選組展示を機に研究が進み、特定されたと伺っています。

最新の研究結果も反映されていて、やはり道南のモニュメントからは目が離せません星星星

 

 

少し歩くと、当時一本木の関門が設けられていた場所が。

細い川が流れていたので、このように細長い土地の区画で残されています。

 

歳三さんが進軍してきた旧松川街道。5月11日の早朝、ずっと先の五稜郭からこちらへ馬で進んできました。

 

そして、碧血碑へ

 

 

こちらのモニュメントは榎本武揚キラキラ

 

歳三や旧幕府軍戦没者800柱以上を改葬した慰霊碑「碧血碑」は、こんな見晴らしの良い場所に建てられ、関係者子孫や地元の方々に見守られて、函館碧血会により現在まで毎年慰霊が続けられています。

 

旅の最後は、箱館戦争展示の殿堂「市立函館博物館」へキラキラ

 

こちらでは、貴重な箱館戦争の史料の数々と共に、今回特別に別室にて「中島登の戦友姿絵」を見せていただきました。

 

戦友姿絵の原本史料(レプリカではなく)を展示するのは、平成12年以来だそうです。

「今回土方家の依頼で特別に応じましたが、史料保護が第一なので、なかなか本物を展示することはありません」とのこと。

大変ありがたく、貴重な機会を設けていただいたことに心から感謝申し上げます。

 

やはり、本物は肉筆での立体感、鮮やかさが格段に違いました。

戦争終結後、幽閉された期間中に描いた亡くなった戦友たちの姿絵。

目前に置かれた資料を前に、

「ああ、中島登さんは、亡くなった仲間のことを無駄死ににはさせたくない、きちんと記録に残したい、とこの紙に向かい、一枚一枚書き上げたのだなあ」と描いている時の姿や心情が想像され、言葉に詰まる思いでした。

 

 

 

こうして全ての行程を終え、函館駅、函館空港でご参加の皆様と解散し、今回のツアーは無事終了しましたキラキラ

 

 

星土方歳三没後150年の節目の年に、新選組を愛する皆様と行った唯一無二の旅でした星

 

 

ご参加くださいました皆様、抽選で漏れてしまったけれどご応募くださいました皆様(本当にごめんなさい)、ツアー企画にご賛同・ご協力いただきました下記ゆかりの地の皆様方、ご企画くださいましたよみうりカルチャー様、読売旅行様、そして東京での仕事に合わせてNYから参加&一緒に同行してくれた姉・木村千恵に深く感謝申し上げます。

 

(ご協力いただきましたゆかりの地の皆様)

函館市観光課

市立函館博物館

箱館奉行所

北斗市教育委員会

森町教育委員会

霊鷲院

一般社団法人 開陽丸青少年センター

江差町教育委員会

松前観光協会

松前城資料館

法華寺

(順不同・敬称略)

 

 

長くなりましたが、これで箱館ツアー報告記事はおしまいです。

最後までお読み下さいまして、ありがとうございましたウインクキラキラ